暗い空間から便利な空間に。屋根裏収納のメリットと活用方法は?


あなたのお家に屋根裏はありますか?もしあるのでしたら、有効利用を考えてみましょう。屋根裏は、暗くジメジメしたイメージがありますが、工夫しだいで生まれ変わるはず。収納スペースにしたり、子供の遊び場所にしたり。子育てが終わったら、趣味のスペースとして利用するのもいいでしょう。屋根裏の上手な活用法を紹介します。

  1. 屋根裏利用の基本要件
  2. 屋根裏収納のメリットと活用方法
  3. 屋根裏収納のデメリット
  4. 屋根裏収納で気をつけたいポイント
  5. まとめ

1.屋根裏利用の基本要件

屋根裏があるお家は、改造して収納などに活用することができます。ただし、上手に使うには収納に向いているかどうかを確かめることが必要です。

1-1.十分なスペースがあるか

たとえ屋根裏があっても、人が出入りできるスペースがないと、現実的ではありません。スペースがあまりない場合には、限定的な利用にならざるを得ないのが実状です。大きなものを入れるのはムリ。普段あまり使わないもの、しかも、小さなものしか収納できないでしょう。

1-2.湿気はないか

屋根裏には、普段は使わないものを収納することが多いので、長期間の保存になります。すると、湿気は禁物です。湿度がどうなのかをチェックしましょう。
湿気が多いと収納したものだけでなく、屋根裏そのものの構造などに影響を与えてしまいます。風通しをよくするために、窓をつくったり、除湿器や除湿シートを設置したりと、湿度を低くするための対策が必要です。

1-3.収納できる構造か

多くの住宅は、そもそも屋根裏利用を想定したつくりになっていないのが現実です。そのため、何か収納すると、重さに耐えられず天井が壊れてしまう危険があります。屋根裏を利用するのであれば、収納するものの荷重に耐えられるように、屋根裏の構造を補強することが必要です。

2.屋根裏収納のメリットと活用方法

屋根裏を利用する一番のメリットは、家の中に新しいお部屋が増えるということです。天井高が1.4m以下で、床面積が下階の床面積の半分以下であれば、容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)として含まれません。1つお部屋が増えるのですから、いうことなしです。
増えたお部屋にものを収納すれば、これまで片付かなかったお部屋もすっきり。広く使うことができます。収納だけでなく、居室にするなど、目的によって使い分けられるのもメリット。利用法は、あなたの工夫しだいです。

2-1.季節のものを収納する

普段は使わないものをしまっておくのが、最も一般的な活用でしょう。季節ものの洋服や暖房器具などです。お客様用のふとんや小物類を収納するのもいいでしょう。

2-2.趣味のものを収納する

お父さんのDIY用品、お母さんの園芸用品など、趣味のものを収納するのもいい方法です。高さに余裕があれば、収納するだけでなく、趣味のお部屋として利用することも可能でしょう。お気に入りの品を収納すればくつろぎの空間に。書斎として活用することだってできます。

2-3.子供の遊び部屋にする

子供の遊び場所にする方法もあります。天井高が低くても、子供だとあまり気にならないでしょう。おもちゃなどを置いておけば、下の階が散らかることもなく、片付けの手間が省けます。

3.屋根裏収納のデメリット

屋根裏収納は、使い方しだいで快適な生活ができますが、その一方でデメリットもあります。次のような点です。

  • 重いものを持って上がったり、下りたりするのが難しい
  • 高さが限られているので、大人は使いにくい
  • はしごでの上り下りは、子供や高齢者にとって危険である
  • 空調が難しい

4.屋根裏収納で気をつけたいポイント

収納だけでなく、居室にも使える屋根裏。でも、屋根裏利用をするときには、注意すべき点があります。屋根裏利用の基本要件の項でも一部ふれました。ほかにも注意点があります。

4-1.断熱材を入れること

屋根裏は、本来、使うことを想定していません。断熱もしていないので、そのままだと夏は暑く冬は寒い空間に。人だけでなく、収納しているものがダメになってしまう心配があります。しっかりと断熱を入れて断熱処理してください。

4-2.換気対策は入念に

湿気がこもりやすくなるので、入念な換気対策が必要です。窓をつくるだけでなく、換気扇をつけるようにしてください。

4-3.階段式の昇降装置を

屋根裏を利用するときには、昇降装置をつける必要があります。はしごは、簡単に購入できますが、上り下りが危険です。できるだけ階段式の昇降装置にしてください。

4-4.不用品は処分する

屋根裏ができたから、とりあえず何でも収納しておくというのは厳禁です。どんどんものが増えていき、いつの間にか収納が足りない状況に。いつまでたっても、片付かない暮らしになってしまいます。
屋根裏をつくるのをきっかけに、不要なものを処分しませんか?屋根裏には、必要なもの、大切なだけを収納するようにしてください。
不用品は、回収会社に引き取ってもらうか、買い取ってもらうことをおすすめします。

5.まとめ

この記事では、屋根裏収納のメリットや活用方法、気をつけたいポイントを紹介しました。
屋根裏を利用する一番のメリットは、家の中に新しいお部屋が増えるということです。利用方法として次の3つを紹介しました。

  • 季節のものを収納する
  • 趣味のものを収納する
  • 子供の遊び部屋にする

また、注意すべき点は次の4つです。

  • 断熱材を入れること
  • 換気対策入念に
  • 階段式の昇降装置を
  • 不用品は処分する

せっかくつくる屋根裏です。必要なもの、大切なものを上手に収納して快適な生活を送ってください。