切れ味の悪い包丁の処分方法と処分時期の見きわめ方


包丁はやがて切れ味が悪くなるものです。切れ味が悪い包丁を使いつづけるならケガの危険もあり、料理も楽しくないでしょう。しかし、切れ味が悪くても、すぐに処分してはいけません。それでは、包丁の切れ味が悪いときは、どうすればよいのでしょうか。処分する時期の見きわめ方と処分方法も含めご紹介します。

  1. 包丁の切れ味を復活する方法
  2. 包丁の処分時期の見きわめ方
  3. 包丁の処分方法と注意点

1.包丁の切れ味を復活する方法

1-1.砥石(といし)で包丁を研ごう

包丁の切れ味を復活するには、砥石(といし)を使うのが一番おすすめです。きめ細やかな刃先を研ぐために、砥石(といし)の使い方を学びましょう。まずは、砥石(といし)をしっかりとぬらします。水に1時間ほど沈めるのがおすすめです。そのあと、刃先、中心、刃の根元といった順で研いでください。刃の表は7割、刃の裏は3割の時間をかけます。刃の裏を研ぐのは、返しの部分を取り除く作業と考えましょう。45度の角度を保つのが秘けつです。

1-2.アルミホイルを活用する

砥石(といし)で包丁を研ぐのは時間がかかります。料理中に、切れ味をよくしたいなら、アルミホイルを使うのがおすすめです。アルミホイルを丸くまとめて、ボール状にしてください。そのアルミホイルのボールに包丁をあて、3,4回包丁を動かします。アルミホイルのボールを切る感覚です。簡単に包丁の切れ味が増します。簡易な方法なので、いつも行うのはおすすめできません。また、復活する切れ味も劇的なレベルではないでしょう。とはいえ、忙しいときにはおすすめの方法です。アルミホイルを手で持つなら、手をあやまって切る可能性もあるため、十分注意してください。

1-3.便利グッズを使う

包丁の切れ味を復活するグッズもたくさんあります。電池不要の刃をこするタイプや、電池で動く研ぎ器もあるでしょう。一時的な切れ味の回復には便利です。しかし、研ぎ器を多用すると刃先が丸くなり、切れ味が一層悪くなる危険もあります。特に研ぎ器では、包丁の表と裏を区別せずに研ぐため、包丁の刃先の角度が変わる可能性もあるでしょう。あくまでも、一時的な対応にしてください。やはり、砥石(といし)を使うのが一番おすすめです。また、定期的にプロの包丁職人に依頼するなら、大切な包丁を長く使えます。

2.包丁の処分時期の見きわめ方

2-1.刃がかけたとき

刃がかけたときは、包丁の処分時期が近いといえます。もちろん、刃がかけるほど固いものを切ったなら、刃がかけるのも仕方がありません。大切な包丁なら、目の粗い砥石(といし)を購入し、自分でかけた部分を研ぎ直すこともできます。しかし、自分で対処するよりも、プロに依頼した方がはやく確実に修理できるでしょう。包丁の刃が弱ったため刃がかけたのなら、ほかの部分もかける可能性もあります。料理にかけた刃がはいるのは危険です。そのような包丁は使いつづけずに処分するのがよいでしょう。

2-2.持ち手がとれたとき

包丁の持ち手部分がとれるのは、包丁の根元のさびが原因であることが多いようです。包丁の根元部分がさびたなら、持ち手を交換するのは難しいでしょう。大切な包丁であれば、修理を依頼することも可能ですが、修理には高額な費用がかかります。そのため、修理をするほどの思い入れがない包丁であれば、処分するのがおすすめです。大切な包丁であれば、持ち手を交換するのもよいでしょう。自分で交換もできますが、包丁を使用中に持ち手がとれるのは危険です。包丁の職人に依頼するのが1番よいでしょう。

2-3.切れ味が戻らないとき

何度刃を研いでも、切れ味が悪いなら、包丁そのものがよくない場合もあります。切れ味の悪い包丁は、料理の仕上げへの影響も大きいものです。また、無理に切れない包丁を使うなら、力がはいり大ケガになる危険もあるでしょう。包丁の良しあしは価格よりも、メンテナンスに大きく依存します。職人の作った包丁でも、しっかりとメンテナンスをしないなら、やがて切れ味は悪くなるのです。同時に、量販の包丁では、素材の限界があるために、研いでも切れ味がよくなりません。そのため、切れ味が戻らない包丁は、はやめに処分するのがおすすめです。

3.包丁の処分方法と注意点

3-1.自治体の処分方法を確認しよう

包丁の処分方法は自治体によって異なります。刃の部分と持ち手の部分を自分で分別するのは困難です。危険も伴うため、無理に包丁を分解しないでください。自治体では包丁をそのまま処分する方法について、明確なガイドラインを作っているはずです。自治体のホームページを確認しましょう。

3-2.包丁を処分するときの注意点

自治体でどのような指針を与えているとしても、包丁の処分には必ず一手間をかけてください。ゴミ収集業者を含め、だれかが大ケガをする危険は避けなければいけません。刃全体をガムテープや段ボールで覆いましょう。ガムテープでしっかりと持ち手の部分まで固定してください。刃の先端は覆いを突き破る危険もあります。十分な覆いを用意してください。刃先を保護したなら、ゴミ袋に「刃物」、「危険」などの注意書きをつけましょう。そのような対処をするなら、回収業者や同じゴミステーションにゴミを廃棄する近所の人がケガをせずに済みます。

3-3.不用品回収業者に依頼しよう

切れない包丁は、ほかの不用品とともに不用品回収業者へ依頼して処分するのがおすすめです。自治体の回収日は曜日が決まっているため、タイミングを見計らうのも簡単ではありません。また、ケガの原因にならないように梱包(こんぽう)するのも一苦労です。しかし、不用品回収業者は、自宅まで回収に来てくれるため、処分の曜日を気にする必要はありません。また、ほかの不用品と一緒に処分するなら、買い取りをしてもらえる可能性もあるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?切れ味の悪い包丁は、砥石(といし)で研ぐのがおすすめです。アルミホイルや研ぎ器の利用は一時的な対応だけにしましょう。刃先がかける、持ち手がとれるなどがあれば、包丁を処分するよいタイミングです。包丁の処分は、ゴミ回収業者がケガをしないように十分に注意して梱包(こんぽう)しましょう。処分方法に悩むのであれば、ほかの不用品とともに不用品回収業者に回収を依頼するのがベストです。