タイヤの処分方法は? 買取に出すポイントや高額で売却するコツも


「タイヤはどのように捨てればいいのか」「まだ使えるのに処分するのがもったいない」など、タイヤの処分方法で悩んでいる方は多いでしょう。タイヤを処分することはめったにないため、いざ捨てようと思っても方法が分からず、そのまま放置しているケースがほとんどです。

本記事では、タイヤの具体的な処分方法やお得に捨てるコツなどを解説します。

  1. タイヤを処分する判断基準とゴミの分類
  2. タイヤを処分する方法
  3. タイヤを買取に出す方法
  4. タイヤを高額で売却するコツ
  5. タイヤの処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、タイヤの上手な処分方法が分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.タイヤを処分する判断基準とゴミの分類

最初に、タイヤを処分する判断基準とゴミの分類についてチェックしておきましょう。

1-1.タイヤの溝がすり減っているか

タイヤを処分する判断基準として、溝がすり減っているかどうかをチェックしてください。溝のすり減りに関しては、スリップサインと呼ばれています。スリップサインが出ている場合、タイヤを交換しなければなりません。タイヤは走行距離が長くなるほど溝が深くなりスリップサインが現れます。タイヤの側面には三角マーク(△印)がありますが、その三角マークの延長線上にある溝をチェックすると、溝の奥にゴムが盛り上がった部分があるでしょう。これがスリップサインで、溝の深さが1.6mmになってしまうと、スリップサインはタイヤの表面と同じ高さになるのです。スリップサインが現れているタイヤはスリップしやすい状態になっているため、早めに交換することをお勧めします。

1-2.適正処理困難物に指定されている

タイヤは粗大ゴミとして捨てられると思っている方が多いですが、環境省によって適正処理困難物に指定されています。そのため、自治体の施設では適切に処分することが難しく、家庭ゴミとして捨てることはできません。一般的に自家用タイヤについては、一般廃棄物処理業の許可を取得している業者などに処分を依頼できます。タイヤはゴム・ワイヤーなどさまざまな材料が組み合わせられているため、自分で分解してゴミとして捨てるのもNGです。

2.タイヤを処分する方法

それでは、タイヤを処分する方法について具体的に解説します。

2-1.カー用品店に依頼する

車関連の商品を取り扱っているカー用品店の多くは、自動車用品の販売だけでなく古いタイヤの引き取りも行っています。タイヤの処分費用にかかる手数料の違いはほとんどありませんが、1本あたり250円が目安になるでしょう。あくまで目安となるため、事前にカー用品店に問い合わせることをおすすめします。また、カー用品店の多くは直接店舗に古いタイヤを持っていかなければなりません。時間がなかったり、運ぶのが難しかったりする場合は、ほかの方法を選択したほうがいいでしょう。

2-2.有人のガソリンスタンドに頼む

現在、多くのガソリンスタンドは無人化していますが、有人のガソリンスタンドなら古いタイヤを引き取ってくれるかもしれません。有人のガソリンスタンドでは、パンクした場合や急な雪などでタイヤ交換を依頼できることがあります。その際に、古いタイヤを引き取っていることがあるため、カー用品店よりも安く回収してもらえるケースもあるでしょう。ただし、高額な処分料がかかるところもあるのでガソリンスタンドに依頼する際は処分費を確認してください。

2-3.車を購入した販売店または自動車修理工場に依頼する

車を購入した販売店にタイヤの回収を依頼することも可能です。メーカー系の販売店や正規ディーラーに依頼するのも選択肢ですが、いろいろなメーカーや車種を取り扱っている中古車販売店をおすすめします。一般的な中古車販売店でも良心的な価格で対応してくれるところがあるでしょう。また、自動車の修理工場や整備工場に頼んで処分してもらう方法もあります。車検をお願いしている工場があれば、快く引き受けてくれるはずです。

2-4.不用品回収業者に回収してもらう

処分したいタイヤが大量にあったり、運搬が難しかったりする場合は、不用品回収業者に依頼するのも方法の1つです。不用品回収業者に依頼する大きなメリットは、出張回収が利用できることでしょう。また、自分たちで運搬する必要もないため、時間と手間をかけずスピーディーな処分が可能です。すぐに処分したい方も不用品回収業者に依頼することをおすすめします。

3.タイヤを買取に出す方法

ここでは、タイヤを買取に出す方法とポイントを解説します。

3-1.新品のようにきれいなタイヤは買取に出す

浅い溝が入っていたり、傷がついていたりしているタイヤは買取対象になりませんが、新品のようにきれいなタイヤはほとんどの業者で買い取ってもらえるでしょう。きれいなタイヤをゴミとして処分するのは、非常にもったいないことです。ただし、きれいな状態でもスリップサインが出ているタイヤは売れないので買い取ってもらえません。買取に出す場合は、タイヤの溝をチェックすることをおすすめします。

3-2.中古品買取業者に依頼する

タイヤを買取対象にしている中古品買取業者があります。中古品でもニーズがあるサイズや種類のものは、それなりの査定額で買い取ってもらえるでしょう。近くに中古タイヤの販売業者などがある場合は、買い取ってもらえるか尋ねてください。また、タイヤ専門でなくとも、カー用品や中古車の取り扱いがあれば買い取ってもらえるかもしれません。お住まいの近くに買取業者がない場合は、インターネットで受けつけているところもあります。ウェブで簡単に無料査定が利用できる業者もあるので、探してみるといいでしょう。

3-3.リサイクルショップに買い取ってもらう

リサイクルショップの中でも、古いタイヤの買取を行っているところがあります。使用できる状態であれば買取対象になるケースがほとんどですが、使用済みの古タイヤは買取対象外になっているところもあるので要注意です。また、リサイクルショップは買取専門業者よりも査定額が安くなるケースがあります。できるだけ、高く売りたい方は複数の業者に査定を依頼するといいでしょう。事前に、どのような買取条件になっているのか確認することも大切です。

3-4.不用品回収業者の買取サービスを利用する

不用品回収業者の中には、買取サービスを行っているところがあります。処分と買取が同時に利用できる点が大きなメリットなので、たとえ買取不可になったとしても処分してもらうことができるでしょう。わざわざほかの店舗で処分する手間が省けます。また、タイヤ以外にも処分してもらいたい不用品があれば、まとめて処分できるのも大きなメリットです。ただし、回収業者の中には、不法投棄をしたり、高額な金額を請求したりする悪徳業者も存在するので注意してください。

4.タイヤを高額で売却するコツ

タイヤを高額で売却するコツをいくつか紹介します。

4-1.複数の業者に無料見積もりを依頼する

タイヤがいくらで売れるのか、リサイクルショップや買取業者によって異なります。そのため、複数の業者に無料見積もりを依頼してください。1社だけでなく複数の業者を比較することで、高値で売れる業者を選ぶことができるでしょう。また、自分が持っているタイヤがどのくらいで売れるのか目安の査定額を知ることも可能です。目安となる費用を把握しておけば、悪徳業者に引っかかるリスクも軽減できるでしょう。

4-2.購入時についてきたものをそろえる

タイヤを購入する際、取扱説明書といった付属品がついてきたはずです。それらの付属品をそろえて査定に出すことで、高価買取が期待できるでしょう。捨てずに取っておいたのなら、事前に用意して査定を依頼してください。付属品が一式そろっているタイヤほど買い手がつきやすくなるので、多くの店舗で買取額が高くなりやすくなります。業者の中には、付属品がなければ買取対象外になるという厳しいところもあるので要注意です。

4-3.売る時期を考慮する

タイヤは季節によって需要が大きく変動する傾向があります。地域によって変動する時期は異なりますが、冬に使用するスタッドレスタイヤなら10~11月が交換時期なので、買取額もアップするでしょう。しかし、本格的な冬になってしまうとスタッドレスタイヤに交換する人が少なくなるため、中古市場での需要が下がってしまいます。そのため、交換シーズン前後が売り時といえるでしょう。同じように夏タイヤも、スタッドレスタイヤと交換する1~2月ごろであれば、普段より高く買い取ってもらえる可能性があります。

4-4.いつか使うかもしれないタイヤは早めに売る

売り時を見極めることも大切ですが、いつか使うかもしれないと保管しているタイヤは早めに売ることが大切です。タイヤは走行しているうちに溝がすり減りますが、外で保管してもゴムの劣化は進んでしまいます。いつか使うかもしれないと保管していても、いざというときには使えなくなってしまうケースがあるでしょう。年数が経過しているタイヤは早めに売却してください。夏タイヤは約5年、スタッドレスタイヤは3年ぐらいが目安といわれています。

5.タイヤの処分に関してよくある質問

タイヤの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.一般ゴミとして処分するとどうなるのか?

A.不法投棄になり、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科せられることになります。一般的に、罰金刑が多く、数十万円の罰金になるでしょう。個人が不法投棄をした場合はもちろん、業者や会社が使用した場合は産業廃棄物扱いとなるため、ゴミ捨て場に処分すると罰金の対象となります。きちんと正しい方法で処分するように心がけましょう。

Q.不用品回収業者に依頼する際の費用はいくらぐらいか?

A.タイヤの量や不用品回収業者によって異なりますが、1本あたり2,000~3,000円が目安となります。業者によっては、処分費用に加えて基本料金や運搬費用がかかる可能性もあるでしょう。全体的にどのくらいの費用になるのか確認が必要です。追加費用がかかるケースなどもしっかりとチェックしておきましょう。

Q.買取対象外となるタイヤの特徴は?

A.基本的に、溝が浅くなっているタイヤや古いタイヤは買取対象外となりますが、業者によって買取できる条件が設定されています。たとえば、タイヤのみは買取しない・2~3年以上経過しているタイヤは買取できないなどです。A社では買い取ってもらえなかったのにB社では買い取ってもらえたというケースもあるため、複数の業者に査定を依頼しましょう。

Q.ネットオークションやフリマアプリでも売却できるか?

A.登録すればネットオークションやフリマアプリでもタイヤを売ることができます。購入希望者にダイレクトに売ることができる・全国から買い手を見つけることができるという点が大きなメリットです。しかし、取引相手の顔が見えないネットを通しての取引となるため、トラブルになりやすいデメリットがあります。また、買い手が見つかったとしても自分でこん包し送らなければなりません。何かと手間がかかるので、その点も考慮してから利用しましょう。

Q.不用品回収業者を選ぶポイントは?

A.どんなサービスを行っているか・無料見積もりや無料相談を受けつけているか・スタッフの対応がスピーディーで親切かどうかがポイントです。ほかにも、一般廃棄物収集運搬許可や産業廃棄物収集運搬許可を取得しているかも確認してください。許可を取得している業者なら安心して依頼できるでしょう。埼玉出張買取コールセンターでは、不用品の処分だけでなく買取を行っています。買取と処分が同時に利用できるので、悩んでいる方はぜひ1度ご相談ください。

まとめ

タイヤの主な処分方法は、カー用品店・ガソリンスタンド・車を購入したお店などを利用することが多いことでしょう。自動車修理工場や不用品回収業者にお願いして回収してもらうこともできますが、処分費用がかかってしまいます。まだ使えるのに処分するのはもったいない……と躊躇(ちゅうちょ)しているなら、買取を行っている業者に依頼するのも選択肢の1つです。不用品回収業者の中には、回収だけでなく買取サービスを行っているところもあるので、ぜひチェックしてください。