エレクトーンを高く買取してもらう方法は? コツや注意点を詳しく!
「エレクトーンを買取に出したいが、いい方法を知りたい」とお考えではありませんか。もう使わなくなったエレクトーンでも、大切にしていたものはできるだけ高く買取してもらいたいことでしょう。実は、エレクトーンは中古需要が高く、買取専門店もあるため売りやすいのです。そこで、今回は、エレクトーンの買取方法について詳しく解説します。
- 不要になったエレクトーンは買取に出せる?
- エレクトーンを買取に出す前に確認しておくこと
- エレクトーンを買取してもらう方法
- エレクトーンの買取に関するよくある質問
この記事を読むことで、エレクトーンの買取に関するコツがよく分かります。まずは、記事を読んで参考にしてください。
1.不要になったエレクトーンは買取に出せる?
最初に、買取してもらえるエレクトーンの条件や価格相場などを見ていきましょう。
1-1.買取対象は年式が新しく故障や不具合がないものなど
中古のエレクトーンでも、以下の条件を満たすものは買取してもらえます。
- 人気メーカー・モデル
- 年式が新しい
- 故障や不具合がない
- 付属品がそろっている
- 目立つ汚れ・傷などがない
- オプション品が追加されている
- プロ向けの高性能モデル
1-2.中古エレクトーンの買取相場は1台数万円程度~
エレクトーンは、ヤマハの登録商標名です。他社では、カワイのドリマトーン・ローランドのミュージックアトリエとなります。しかし、中古市場では圧倒的にヤマハのエレクトーンが多く流通しているのが特徴です。エレクトーンの買取相場は、以下を参考にしてください。
- ヤマハ(ELS-01U):60,000円
- ヤマハ(ELS-02):250,000円
- ヤマハ(D-DECK DDK-7):95,000円
なお、実際の金額はエレクトーンの状態や中古市場での需要により大きく上下します。詳しくは、業者に査定を依頼し確認してください。
2.エレクトーンを買取に出す前に確認しておくこと
エレクトーンを買取に出す前に知っておくべきことを詳しく解説します。
2-1.エレクトーンの品番を確認する
エレクトーンを買取に出すときは、メーカー・品番・製造年を伝えるとスムーズです。品番などの情報は、以下の方法で確認可能できます。
- 保証書や領収書の記載を見る
- 鍵盤下もしくは本体背面にあるシールを見る
2-2.内部データを消去する
エレクトーンを買取に出す前に、内部データを消去しておきましょう。内部データの消去は、本体の初期化を行うことで可能です。初期化を行うと、すべてのデータが消去されメーカー出荷時の状態に戻ります。残しておきたいデータがある場合は、初期化前にUSBメモリーなどの記録媒体にセーブしておきましょう。
2-3.エレクトーンの付属品をそろえよう
買取に出す前に、エレクトーンの付属品をそろえておきましょう。たとえば、以下のようなものがあるはずです。購入時の付属一覧を確認し、欠品があれば探してみてください。
- イス
- 取扱説明書
- 本体カバー
- 譜面板
- 予備用のネジやナット類
2-4.汚れや手あかをキレイに掃除しよう
エレクトーンの汚れや手あかをキレイにすることも、査定金額アップにつながります。特に、手が触れることが多い鍵盤・カバーの持ち手などをチェックし、きちんと掃除しておきましょう。なお、エレクトーンは水分に弱いため、落ちにくい汚れを水拭きなどで掃除するときは、内部に水が入らないよう、布をよく絞ってから拭いてください。
2-5.運搬方法を確認する
エレクトーンは、大きくて重量があるため、ひとりで運び出すのは無理でしょう。買取に出すときは、事前に業者に設置場所を伝えて準備してもらうことが大切です。玄関から出すことができなかったり2階以上の部屋から出したりするときは、状況によってベランダなどから出す必要があります。業者によっては、オプション費用がかかることがあるので確認してください。
2-6.バージョンアップをしておく
エレクトーンは、最新の状態にバージョンアップしておくと査定時に有利です。バージョンアッププログラムは、メーカーのホームページなどから入手できます。たとえば、こちらを参考にしてください。なお、機種によって対応プログラムが異なるので注意しましょう。
3.エレクトーンを買取してもらう方法
エレクトーンを買取してもらう主な方法をメリット・デメリットを併せて解説します。
3-1.楽器買取専門店は安心して運搬を依頼できる
楽器買取専門店にエレクトーンの買取を依頼した場合、運搬も安心して任せることができます。中古エレクトーンの需要の高まりから、買取りを強化しているところも多いでしょう。ただし、専門店であるがゆえの査定の厳しさも否定できません。また、業者によっては回収費用が割高になることもあるので確認が必要です。
メリット
- 豊富な専門知識による査定が期待できる
- エレクトーンの運搬に慣れているので安心
- 回収日時・場所を指定できる
- 買取不可でも引き取り処分を依頼できる場合がある
デメリット
- 回収費用がかかる
- 店舗が近隣になく、対応エリア外となることがある
3-2.不用品回収業者なら買取不可でも引き取ってもらえる
不用品回収業者にエレクトーンの買取を依頼することも可能です。エレクトーンの買取を強化しているところを選んで、出張回収を依頼しましょう。なお、再販価値が低いなどの理由で買取にならなかった場合でも、資源リサイクル目的で引き取ってもらえます。
メリット
- 回収日時・場所を指定できる
- エレクトーン以外の不用品も同時に買取・処分依頼できる
- 買取不可でも引き取り処分を依頼できる
デメリット
- 専門知識に乏しい業者では査定金額が低くなりがち
- 回収費用がかかる
3-3.ネットオークションやフリマサイトは好きな価格で売れる
ネットオークションやフリマサイトで不要になったエレクトーンを売ることもできます。実際にネットオークション大手のヤフオクでは、2018年11月現在、200件以上の出品があり、落札相場は1台数千円~数万円程度です。なお、エレクトーンは大きさや重量があり、配送費用が多くかかるため、落札者に負担してもらったり手配してもらったりするといいでしょう。
メリット
- 自分が納得する価格で出品できる
- 欲しがっている人とのやり取りを楽しみながら売ることができる
- 業者で買取不可となったエレクトーンも出品できる
- 状態やタイミングによっては高額落札もあり得る(ネットオークション)
デメリット
- 必ずしも売れるわけではない
- 配送の手間や費用がかかる
- 値切られやすい(フリマサイト)
- 商品クレームや支払い遅延などのリスクがある
4.エレクトーンの買取に関するよくある質問
最後に、エレクトーンの買取に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.エレクトーンの買取はどんな業者に依頼するといい?
A.以下のような条件を満たした業者なら安心です。
- エレクトーンの買取実績が豊富にある
- 誠実な査定で定評がある
- 回収費用がリーズナブル
- 希望の日時・場所で回収してもらえる
- 万が一買取不可の場合でも引き取り処分を依頼できる
- スタッフが親切で顧客からの評判がいい
- 古物商許可を取得している
なお、当埼玉出張買取コールセンターでもエレクトーンの買取のご相談をお受けしています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
Q.買取不可となったエレクトーンは粗大ゴミに出せる?
A.自治体に確認してみてください。多くの場合、エレクトーンは大きさや重さがありすぎるため、粗大ゴミでも回収してもらえないことが多いでしょう。
Q.保証期間が切れている保証書は添付しても意味がない?
A.いいえ。保証期間が切れていてもメーカーの正規品である証明になるため、必ず添付してください。業者によっては、保証書の有無が査定金額に影響することがあります。
Q.オプション品や楽譜なども一緒に買取に出したほうがいい?
A.買取金額のアップにつながるため、一緒に買取に出すのがおすすめです。オプション品には、特定機種の専用品で転用できないものもあります。また、楽譜も今後使用しないのなら処分するといいでしょう。
Q.エレクトーンを高く売れる時期はある?
A.一般的に、習い事を始めやすい春に高くなる可能性があります。自宅にエレクトーンを欲しいけど新品では高い、と考える人からの需要が増えるからです。ただし、春を待っているうちに買取相場が急落することもあります。エレクトーンが不要になった時点で買取に出すといいでしょう。
まとめ
今回は、エレクトーンの買取について詳しく解説しました。まだ十分に使用できるエレクトーンは、買取してもらえる場合があります。まずは、買取金額相場を調べたり、業者に査定を依頼してみたりするといいでしょう。なるべく高く買取してもらうためには、ホコリや汚れをキレイにしたり付属品をそろえておいてください。また、エレクトーンは運搬が大変なため、自宅に回収しにきてもらえる方法を選びましょう。