ゴールデンウィークは大掃除で決まり! 効率のいい方法とコツを伝授!
最近、ゴールデンウィークに大掃除をする人が増えています。年末は多忙で大掃除をしても十分な時間を確保しづらいですよね。また、冬なので寒くてつらいだけでなく、汚れも落ちにくいなど、デメリットも多くあります。その点、ゴールデンウィークに大掃除をすると気候がよくて作業がはかどるなど、さまざまなメリットがあるのです。
今回は、ゴールデンウィークに大掃除をする方法やコツを詳しく解説しましょう。
- ゴールデンウィークに大掃除をするメリットは?
- ゴールデンウィークの大掃除の方法
- ゴールデンウィークの大掃除のポイントや注意点
- ゴールデンウィークの大掃除に関するよくある質問
この記事を読むことで、ゴールデンウィークに行う大掃除のメリットがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.ゴールデンウィークに大掃除をするメリットは?
最初に、ゴールデンウィーク中の大掃除のメリットを見ていきましょう。
1-1.気温が高くて汚れが落ちやすい
ゴールデンウィークは、気温が高くて汚れがゆるむため落としやすくなっています。キッチンのしつこい油汚れも、冬より簡単に落とすことができるでしょう。少ない労力で掃除可能です。効率よく掃除が進むので、同じ時間でも広い範囲をキレイにすることができます。
1-2.余裕を持って掃除できる
ゴールデンウィークは、時間がたっぷりあります。余裕を持って掃除できるのは大きなメリットと言えるでしょう。年末の大掃除は、1~2日で行うケースが多いものです。しかし、短期間で家中を掃除するのは時間が足りず、中途半端に終わってしまうこともあるでしょう。その点、ゴールデンウィークに行えば、余裕を持って掃除できるので安心です。
1-3.梅雨前のカビ対策ができる
ゴールデンウィークに大掃除をすると、梅雨前のカビ対策ができます。ゴールデンウィークは、梅雨の1か月ほど前で、カビ対策をするのにピッタリのタイミングです。キッチンやバスルーム・トイレなどの水回りなどを中心に対策すれば、梅雨にカビが繁殖するのを防止できます。
1-4.疲れにくく体調を崩しにくい
ゴールデンウィークは気温が高く湿度が低い時期で、疲れにくく体調を崩しにくいのも大掃除に向いています。寒くも暑くもなくカラッとした気候は、心身に負担が少なく楽に作業ができるのです。年末のように、手足が冷えることもなく、風邪をひきにくいのもメリットでしょう。
1-5.家で過ごすのでレジャー費の節約になる
ゴールデンウィークの大掃除は、レジャー費の節約になります。ゴールデンウィークは大型連休ということもあり、各種費用が高くつくため、家族で出かけると多額の出費となるでしょう。しかし、大掃除は家で過ごすことになるため、交通費・宿泊費がかかりません。家計を節約したい人にとっても、ゴールデンウィークの大掃除は理にかなっているのです。
2.ゴールデンウィークの大掃除の方法
ゴールデンウィークの大掃除方法や流れを詳しく解説します。
2-1.大掃除に必要な道具を用意する
大掃除を効率よく進めるためにも、必要な道具を事前に用意しておきましょう。たとえば、以下のような道具をそろえると便利です。作業を始めてから困らないよう、十分な数を用意してください。
掃除用具
- 掃除機
- ほうき
- ちりとり
- はたき
- ぞうきん
- バケツ
- ゴミ袋
- 各種洗剤類(住宅用・トイレ・風呂場用など)
- 消毒用エタノール
- クエン酸
- 粘着シートタイプのクリーナー
- キッチンペーパー
- ラップ
不用品の仕分け用
- 古新聞紙
- ガムテープ
- 油性マジック
- ダンボール箱
装備類
- 三角巾
- マスク
- 手袋
- 汚れてもいい服
2-2.不用品を仕分けて物量を減らしてから始める
大掃除の作業に入る前に、不用品を仕分けて物量を減らしましょう。不用品がなくなれば、効率よく掃除することができます。傷みや汚れがひどいものや1年以上使っていないものを中心に仕分けましょう。たとえば、以下のようなものは不用品です。
- 着なくなった洋服
- 読み終えた本や見終わったDVD
- 使いかけのまま放置している化粧品や洗剤類
- 趣味の合わない贈答品類
- 子どもが使わなくなったおもちゃ
なお、思い出の品など捨てると後悔する可能性があるものは、無理をして処分する必要はありません。
2-3.場所別のおすすめ掃除方法
ゴールデンウィークに大掃除するといい場所について、おすすめの掃除方法をご紹介します。
2-3-1.風呂
風呂は、カビの繁殖が最も心配な場所です。梅雨になる前に汚れを隅々まで落とし、カビ対策をしておきましょう。最初に天井を掃除し、壁・バスタブ・床の順番で進めると効率よくキレイにできます。しつこい水あかには、クエン酸溶液(水100gにクエン酸5gをとかしたもの)を塗布し、30分~1時間程度放置してからこすって落としましょう。なお、クエン酸溶液を使用する場合は、カビ取り用塩素洗剤を併用しないでください。有毒ガスが発生して危険です。最後に、浴室を乾燥させてからカビが生えやすい部分に消毒用エタノールを塗布してください。
2-3-2.キッチン
キッチンのコンロや換気扇のしつこい油汚れは、つけ置きでゆるめると楽に落とすことができます。油汚れがひどいところに洗剤を多めに塗布し、ラップをして20~30分置いてから掃除しましょう。つけ置きしている間は、ほかの部分の掃除をしてください。
2-3-3.トイレ
トイレも、便器の裏・便器と床のつなぎ目・壁の隅などに汚れがたまっています。今のうちにキレイにして、夏場の悪臭を防ぎましょう。貯水タンクやウォシュレットの噴出口も忘れずに掃除してください。
2-3-4.エアコン
ゴールデンウィーク中に、エアコンのフィルター掃除をおすすめします。エアコンの使用説明書に従ってフィルターを外し、ホコリを洗い流してよく乾燥させてから取りつけましょう。フィルターがキレイになれば、本格的な夏を迎えたときに気持ちよく過ごすことができます。
2-3-5.クローゼット
クローゼットは、ゴールデンウィークのうちに中身をいったん取り出して風を入れ、湿気を追い出しましょう。湿気を追い出し、中をキレイに掃除することでカビや害虫の発生を防ぐことができます。収納するときは、衣替えを意識して夏服を取り出しやすくしておくといいでしょう。
3.ゴールデンウィークの大掃除のポイントや注意点
ゴールデンウィークの大掃除をうまく進めるためのコツや注意点を解説します。
3-1.最初に計画を立てよう
最初に、大掃除の計画をきちんと立てることが大切です。計画を立てるときは、以下のポイントに気をつけましょう。
- 掃除する場所・順番
- 場所ごとの掃除内容
- 掃除分担
- 掃除時間
なお、大掃除は体力を消耗するので、適度に休憩を入れましょう。また、作業が遅れた場合の予備時間を設定しておくのも必要です。
3-2.最低限やるべきことを確認する
大掃除では、最低限やるべきことを確認しておきましょう。やるべきこと・手をつける場所に優先順位をつけておくのもおすすめです。優先度の高いものから片付けていけば、満足度の高い結果になるでしょう。同時に、大掃除を開始したら適宜進行具合をチェックし、早めに修正してください。
3-3.家中のカビ・湿気対策をしておこう
ゴールデンウィークの大掃除では、家中のカビ対策をしておくことをおすすめします。カビが本格的に繁殖する梅雨前に対策すれば、夏を快適に過ごせることでしょう。特に、水回りの対策に力を入れてください。普段掃除ができない部分には、カビが発生しやすくなります。汚れを掃除した後、消毒用エタノールをスプレーしよく乾かしてください。また、クローゼットなど湿気がこもりやすい場所を開放して風を入れ、湿気を逃しておくこともいい方法です。
3-4.困ったときにはプロの業者に依頼しよう
大掃除で以下のような困りごとがあるときは、プロの業者に依頼するのもいい方法です。
- 大量に不用品がある
- 掃除する範囲が広すぎる
- ひどい汚れがある
- ゴールデンウィークに急用が入った
- 自分たちで進めていたが挫折した
なお、埼玉出張買取コールセンターでは、部屋の片付けや不用品の処分をお受けしています。まずは、お気軽にご相談ください。
4.ゴールデンウィークの大掃除に関するよくある質問
最後に、ゴールデンウィークの大掃除に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.大掃除後にゴミを出すときの注意点は?
A.ゴミの回収スケジュールを確認してください。ゴールデンウィーク中は、自治体のゴミ回収が中止となることがあります。集荷場所に出しても回収されないと近隣に迷惑がかかるので、注意してください。
Q.ゴールデンウィークに大掃除をしたら年末はしなくていい?
A.年末に十分な時間が取れない場合は、ゴールデンウィークだけにしてもいいでしょう。ただし、半年分の汚れがたまっていることを考えれば、大がかりでなくても普段より念入りに掃除をすることをおすすめします。
Q.ゴールデンウィークの大掃除は前半・後半のどちらの日程がおすすめ?
A.なるべく前半をおすすめします。前半に済ますことができれば、残りの日は自由に過ごすことができるからです。また、大掃除後の疲れを取り戻すことができるので、休暇明けもつらくありません。
Q.ゴールデンウィークの大掃除でほかにやっておくといいことは?
A.害虫対策です。ゴールデンウィークが終わると気温が高くなり、あらゆる害虫が本格的に活動し始めます。害虫のエサとなる食べかす・髪の毛などを徹底的に掃除し、キレイにしておきましょう。大掃除後、燻蒸(くんじょう)タイプの殺虫剤を使うのもおすすめです。
Q.ゴールデンウィークに大掃除してもカビが生えたのですが?
A. 大掃除後でも、日々の掃除が不十分・湿気がこもった・気温が高い、などの条件がそろえばカビが発生します。大掃除をしただけで油断せず、毎日のチェックとこまめな掃除を忘れないでください。
まとめ
今回は、ゴールデンウィークの大掃除について詳しく解説しました。ゴールデンウィークは、気候がよくて汚れが落ちやすい時期です。また、年末よりも余裕を持ってスケジュールを立てることができる・梅雨前のカビ対策ができる・レジャー費用の節約になるなど、メリットがたくさんあります。まずは、計画をしっかり立てて準備をしてから作業にとりかかりましょう。なお、大掃除では多くの不用品が出るものです。不用品の処分は、信頼できる不用品回収業者に依頼することをおすすめします。