廃品回収業者で多いトラブルは? 具体的な事例と対処法を徹底解説


近年は、廃品回収業者とのトラブルが増加しています。トラブルはできれば避けたいものですが、トラブルへの対処法が分からない・トラブルを回避する方法はあるのかなど、さまざまな疑問が出てくることも事実です。本記事では、廃品回収業者とのトラブル事例や対処法などを詳しく解説します。

  1. 廃品回収業者とのトラブルについて
  2. 廃品回収業者とのトラブル事例
  3. 廃品回収業者とのトラブルを防ぐ方法
  4. 被害に遭った場合の対処法
  5. 廃品回収業者のトラブルでよくある質問

廃品回収業者のニーズが高まるにつれ、悪徳業者の横行も目立つようになりました。トラブルに遭遇してから困るより、事前に対処法や予防策などの知識を持っておくことが大切です。廃品回収業者の利用を検討されている方は、ぜひご一読ください。

1.廃品回収業者とのトラブルについて

廃品回収業者とのトラブルは、どのくらい起きているのでしょうか? 現状をご紹介します。

1-1.年々増加傾向にある

廃品回収業者とのトラブルは、年々増加傾向にあります。国民生活センターの調査では、2002年度の相談件数が141件だったのに対し、2006年度には318件に上昇していました。国民生活センターは、消費者に廃品回収業者を利用する際の注意喚起を行っているものの、トラブルは後を絶ちません。

1-2.悪徳業者が増え続けている

トラブルが増えている背景には、悪徳業者の増加があります。無許可で営業している・事業所を構えていない・料金体系が不明確など、利益だけを貪り取る業者が多いためです。

2.廃品回収業者とのトラブル事例

廃品回収業者とのトラブル事例をご紹介します。

2-1.無料を強調していたのに料金を請求された

無料で回収を強調し、街頭を巡回する廃品回収業者が目立ちます。実際には、積み込み後に料金を請求され、トラブルに発展する事例が多いのです。回収は無料でも、積み込み代金が必要など、高圧的な態度を取るため、泣き寝入りする消費者もいます。

2-2.法外な料金を請求された

廃品回収業者で多いのは、法外な料金を請求されたという事例です。無料見積もりで出してもらった金額とは異なる・想定外の追加料金・高額なキャンセル費用を取られたなど、当事者同士では解決しにくいのが難点でしょう。

2-3.不法投棄

悪徳業者による不法投棄も問題になっています。回収後に適切なリサイクルをせず、山林や河川敷などに捨ててしまうのです。不法投棄がなされた場合、所有者である依頼主が罪に問われます。思わぬ犯罪に巻き込まれないよう、悪徳業者の見極めが必要になるのです。

2-4.強引に必要品まで回収された

強引に必要品まで回収されたという事例もあります。貴金属など高価なものを回収するまで居座り、断りきれずに渡してしまう消費者もいるのです。買取価格も相応ではなく、安価で搾取されてしまうケースがほとんどでしょう。

3.廃品回収業者とのトラブルを防ぐ方法

廃品回収業者とのトラブルを未然に防ぐためには、どのような点に注意すればいいのでしょうか? 予防策をご紹介します。

3-1.許可番号が付与されていること

廃品回収業者を選ぶときは、不用品の回収に必要な一般廃棄物収集運搬業の許可番号が付与されていることを確認しましょう。自治体によっては、車両へも許可番号を掲示するよう求めている場合があります。

3-2.事業所の所在地が明記されている

廃品回収業者のチラシが投函(とうかん)されていたとしても、事業所の所在地が明記されていない場合は警戒が必要です。トラック1台で営業する悪徳業者もあり、トラブルを起こしやすくなっています。事業所を明記し、実績や事業内容などを細かく記載している業者は、地域に根づいた営業を長く続けている証拠です。

3-3.携帯電話だけで営業している業者は避けたほうがいい

固定電話を持たず、携帯電話だけで営業している業者は避けたほうがいいでしょう。固定電話がないということは、トラック1台だけで営業していることを示します。良心的な業者であれば、必ず固定電話を設置しているものです。業者を見極める基準としてください。

4.被害に遭った場合の対処法

万が一、廃品回収業者とトラブルが起きた場合、どのようにy対処すればいいのでしょうか? 相談先などをご紹介します。

4-1.国民生活センターに問い合わせる

国民生活センターでは、廃品回収業者などさまざまなトラブルの相談を受けつけています。消費者ホットラインに問い合わせが可能です。また、自治体ごとに設置している窓口に相談する方法もいいでしょう。

4-2.法律の専門家に相談する

行政書士や弁護士など法律の専門家に相談する方法もあります。費用はかかりますが、料金トラブルなどが起きた場合、損失額を取り戻すことができる可能性があるでしょう。

4-3.直接話し合いをする

廃品回収業者と直接話し合いをする方法もあります。ただし、所在地が分からない・実態が不明など悪徳業者の場合、話し合いをすることにより、さらなる被害に発展する恐れがあるため、見極めが大切です。身の危険を感じるようであれば、国民生活センターや法律の専門家に相談しましょう。

5.廃品回収業者のトラブルでよくある質問

廃品回収業者のトラブルに関する質問を集めました。

Q.料金トラブルを防ぐためにできることは?

A.見積もりを出してもらい、追加料金などが発生しないことを確約してもらうことです。複数の業者を比べ、クチコミなども確認しておきましょう。評価が高く、リピーターが多い業者なら、トラブルの発生も少ないことが考えられます。

Q.利用した廃品回収業者がおかしいと思ったら、すぐに相談すべきか?

A.はい、なるべく早く国民生活センターなどへ相談しましょう。利用してから時間が経過すると、双方の記憶があやふやになってしまいます。迅速に解決するためにも、迷わず相談するよう心がけてください。

Q.地域で良心的な業者を絞り込む方法は?

A.インターネットで「地域名 廃品回収業者」などのキーワードで検索し、ホームページなどで会社概要や実績などを確認することです。東京なら大田区など対応エリアをなるべく絞り込みます。地方であれば、京都市・仙台市・千葉市など、具体的な地域名で検索することで絞り込みが可能です。所在地などがしっかり掲載されていない業者は、トラブルが起きた場合に連絡が取れにくいため、避けたほうがいいでしょう。

Q.悪徳業者による不法投棄で、環境汚染なども起こるのか?

A.はい、起こります。家電などを不法投棄することで、フロンガスや鉛などが流出し、環境破壊が起こるのです。また、発火などの事故も発生しています。依頼者が責任を問われる事態になるため、悪徳業者とはかからないことが大切です。

Q.警察が対応してくれるケースもあるのか?

A.はい、あります。居座り行為や高圧的な態度で恐怖を感じた場合、警察に通報しましょう。身の危険を伝え、早めに対応してもらえるよう伝えてください。悪徳業者の撲滅や被害を最小限に食い止めることにもつながります。

まとめ

廃品回収業者とのトラブルは、年々増加傾向にあります。料金や不法投棄など、事前に起こりやすいトラブルを知っておくことも、身を守る手段となるでしょう。また、トラブルは泣き寝入りせず、国民生活センターや法律の専門家に相談することが大切です。悪徳業者に引っかからないよう、良心的な業者を探す方法も覚えておいてください。