特殊詐欺の対策方法を解説! 特殊詐欺の手口なども一挙紹介!


「高齢の両親や兄弟が特殊詐欺の被害にあわないか不安だ」と心配している人は多いことでしょう。特殊詐欺の手口は巧妙化が進んでおり、警察官でもだまされたケースがあります。特殊詐欺の手口を知って対策を立てておくことはとても大切です。

今回は、特殊詐欺の手口や対策方法を紹介します。

  1. 特殊詐欺は巧妙化している
  2. 特殊詐欺のターゲットになりやすいのは高齢の女性
  3. 特殊詐欺を防ぐ方法
  4. 特殊詐欺に巻きこまれてしまったときの対処方法
  5. お金を振り込んでしまったらすぐに警察に連絡する
  6. 特殊詐欺の対策に関するよくある質問

この記事を読めば、万が一詐欺の被害にあったときの対処法も分かるでしょう。特殊詐欺の対策方法を知りたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.特殊詐欺は巧妙化している

はじめに、近年、どのような特殊詐欺が主流なのかということや、特殊詐欺の種類を紹介します。

1-1.特殊詐欺の被害は減少傾向にある

特殊詐欺の被害は、平成20年をピークとして減少傾向にあります。平成22年~29年にかけてはゆるやかにまた被害件数が増えましたが、平成30年度にはまた減少しており、被害額も同様です。しかし、それでも年間17,000件を超える被害があり、だまし取られた金額は380億円以上となっています。

1-2.近年は複数で1人をだます特殊詐欺が多い

10年ほど前までは加害者が1人で詐欺を働くことが多かったのですが、近年は複数で1人をだます「劇場型特殊詐欺」が増えています。息子や娘、孫など家族役と上司や警察役など複数の人物が電話をしてきて、被害者の不安をあおってお金をだまし取るのです。また、銀行員や市役所職員など、信用できる職業の人を語ることもあるでしょう。複数の人物から立て続けに電話がかかってくると、警戒心が強い人でもだまされてしまうことがあります。

1-3.特殊詐欺の種類は大きく分けて4つ

現在行われている特殊詐欺は大きく分けて4つの種類があります

  • オレオレ詐欺:家族をカタリ、不安をあおってお金をだまし取る詐欺です。複数に人間が関わることがあります。
  • 還付金詐欺:自治体の職員をカタリ、還付金を交付するといってATMを操作させてお金をだまし取る詐欺です。
  • 金融詐欺:お金を貸すといってまず手数料や保証金を振り込ませ、それをだまし取る詐欺です。
  • 架空請求:はがきやメールなどで、見覚えのないサービスの料金を請求する詐欺です。

なお、最近のオレオレ詐欺は「店員とクレジットカード会社の職員」といった役柄でだましにかかるケースもあります。年々だましのバリエーションも増えてきているので注意が必要です。

2.特殊詐欺のターゲットになりやすいのは高齢の女性

特殊詐欺の被害者は70%以上が70代以上の女性です。これは、特殊詐欺の電話がかかってきやすい時間帯に最も家にいる可能性が高い人だからという理由もあります。また、すぐに決断を迫られるとよく考えることができなくなり、詐欺に引っかかりやすくなることもあるでしょう。ですから、高齢の夫婦だけの世帯や1人暮らしをしている高齢者は、より注意が必要です。

3.特殊詐欺を防ぐ方法

この項では、自分で実践できる特殊詐欺の予防方法を紹介します。ぜひ、実践してみてください。

3-1.電話機を特殊詐欺が予防できるものに変える

現在、電話機の中には特殊詐欺を予防できる仕様のものがあります。たとえば、電話機に登録していない電話番号から電話がかかってきた場合はランプの色が変わる、登録した電話番号へすぐに電話をかけれる機能などがついている電話機を使えば、詐欺に引っかかりにくくなるでしょう。

3-2.こまめに親族と連絡を取る

親族が高齢で夫婦だけ、もしくは1人暮らしをしている場合はこまめに連絡を取りましょう。そうすれば、子どもや孫をカタル人物から電話がかかってきても、違和感に気づきやすくなります。

3-3.自分だけは大丈夫という思い込みを捨てる

近年は特殊詐欺への注意を呼びかけるCMなども盛んに放映されています。それを見て「自分だけは引っかからない」と思っている人もいるでしょう。しかし、特殊詐欺も年々進化しています。「自分もいつかだまされるかも」と思っていた方が被害にあいにくくなるでしょう。

4.特殊詐欺に巻きこまれてしまったときの対処方法

では、実際に特殊詐欺に巻きこまれた場合はどうやって対処すればいいのでしょうか? この項では、対処方法の一例を紹介します。

4-1.電話を受けてしまった場合の対処方法

特殊詐欺が疑われる電話を受けた場合、まず録音をしていると伝えましょう。それだけで相手が退散することがあります。また、「誰かがお金やキャッシュカード、通帳を取りにいく」と伝えられた場合は、100%詐欺です。金融機関・警察・弁護士などが金銭やキャッシュカード、通帳を受け取りにくることはありません。すぐに電話を切って警察に通報しましょう。

4-2.落ち着いて誰かに相談する

お金を振り込んでほしい、お金を受け取りにくるといって電話が切れた場合、多くの方が不安でしょうがなくなると思います。しかし、そこで落ち着いて警察や信頼できる親族に相談しましょう。不安を鎮めるために相談は有効です。また、「すぐにお金を用意すれば最悪な状況を避けられる」ということはありません。大切なのは落ち着くことです。

4-3.金融機関の職員に相談する

どうしても不安でしょうがない場合は、銀行や郵便局など金融機関の職員に相談しましょう。そうすれば、警察への連絡をサポートしてくれることもあります。また、現在は不安そうな高齢者には声をかける金融機関もあるので、頼っても大丈夫です。

5.お金を振り込んでしまったらすぐに警察に連絡する

実際にお金を振り込んだり渡してしまったりした場合は、できるだけ早く警察と金融機関に連絡してください。まだ犯人の口座にお金が残っていたり、自分の口座からお金が引き出されていなかったりすればすぐに対処することも可能です。被害にあったのが恥ずかしいと隠しておくと、より事態が悪化することもあります。

6.特殊詐欺の対策に関するよくある質問

この項では、特殊詐欺の対策に関する質問を紹介します。

Q.特殊詐欺の犯人が捕まれば、お金は帰ってくるのですか?

A.特殊詐欺は黒幕が捕まるまでに時間がかかるケースが多く、犯人が逮捕されてもお金が戻ってこないケースが多いでしょう。だからこそ予防が大切です。

Q.お金やキャッシュカードを預けてほしいという電話は詐欺でしょうか?

A.はい。ほぼ詐欺と思って間違いありません。

Q.特殊詐欺に一度引っかかると、次々と詐欺の電話がかかってくると聞きました。

A.詐欺に引っかかりやすい電話番号として情報が売買されることもあります。それを狙った詐欺もあるので気をつけましょう。

Q.特殊詐欺の対策がされた電話なら詐欺にあいにくくなりますか?

A.はい。ですが、完璧ではありません。電話番号の登録などをしっかりとしておきましょう。

まとめ

今回は、特殊詐欺の対策方法を中心に、特殊詐欺の現状を紹介しました。今は、誰もが特殊詐欺の被害者になる可能性があります。自分は大丈夫と思わず、最新の情報をチェックして対策を立てておくことが大切です。特に、金銭やキャッシュカード、クレジットカードの暗証番号を要求する電話は詐欺と考えていいでしょう。そのような電話がかかってきたら、すぐに警察に連絡してください。