空気清浄機の寿命は何年? 見極め方&長持ちさせる方法を伝授!
「空気清浄機の調子がおかしいけど、そろそろ寿命だろうか」「空気清浄機の寿命が近づくとどんな症状が出るか知りたい」とお考えではないでしょうか。空気清浄機を買い替えるにしても、なるべく寿命を見極めてタイミングよく行いたいですよね。しかし、実際に寿命が近づくとどんな症状が出るのかなど、よく分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、空気清浄機の寿命について詳しく解説します。
この記事を読むことで、空気清浄機の寿命を見極めるポイントよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.空気清浄機の寿命はどれぐらい?
最初に、空気清浄機の寿命はどれぐらいか見ていきましょう。
1-1.10年程度が目安
空気清浄機の寿命は、10年程度が目安です。実際に購入後10年前後で買い替える人が多いことからも、妥当といえるでしょう。そのため、購入後10年が経過した時点で、買い替えを検討するのがおすすめです。ただし、卓上型などの小型空気清浄機の場合は、据え置き型と比較して寿命が短い傾向があり、3~4年程度になることもあります。
1-2.法定耐用年数は6年
空気清浄機の法定耐用年数は、6年になります。法定耐用年数とは、空気清浄機を減価償却する際の目安です。減価償却が終わった後の空気清浄機は、資産として価値がないものと判断されます。したがって、購入後6年を目安に買い替えるのもよいでしょう。実際に6年使用すると、何かと不具合が出てきたり、より高機能・高性能な新製品が発売されたりし、買い替えるのによいタイミングといえます。
1-3.使用方法や使用条件などに大きく左右される
空気清浄機の寿命は、使用方法や使用条件などに大きく左右されるものです。そのため、10年に満たない場合でも、寿命を迎えるケースもあります。たとえば、毎日長時間使用している、ホコリや湿気が多い場所で使用しているなどの場合は、早く寿命を迎えることが多くなるでしょう。また、使い方が雑な場合も、寿命を早めることがあります。
2.空気清浄機の寿命が近づくと出てくる症状
空気清浄機の寿命が近づくと、どんな症状が出てくるか見ていきましょう。
2-1.吸引機能が低下する
空気清浄機の寿命が近づくと、吸引機能が低下することがあります。購入当初と比較して、フィルター交換のサインが早く出る、空気清浄効果が実感しづらくなるなどの症状が出た場合は、寿命が近づいていると判断しましょう。なお、吸引機能が低下している場合、パッと見では判断しづらいため、そのまま使い続けていきなり故障してしまうケースもあります。
2-2.使用中に異音がする
使用中に異音がする場合も、空気清浄機の寿命が近づいていると判断してよいでしょう。空気清浄機は、不具合がないときでもある程度の動作音が発生することがあります。しかし、明らかに異音だったり大きな音がしたりする場合は、異常です。内部部品の劣化や不具合が考えられるので、早めの買い替えをおすすめします。
2-3.異臭がする
使用中に異臭がする場合も、空気清浄機の寿命が近づいているサインです。フィルターなどをクリーニングしても異臭が取れない場合は、本体内部の奥深くに汚れがたまっていたり、カビが繁殖していたりすることがあります。これでは、空気清浄機としての意味がないので、寿命が近づいたと判断するのが妥当です。
2-4.本体が異常に熱くなる
空気清浄機の寿命が近づくと、本体が異常に熱くなることがあります。内部部品に大きな負担がかかっていて、いつ故障してもおかしくない状態です。また、内部部品の劣化により、うまく放熱できていないことも考えられます。場合によっては、内部基盤がショートしてしまうこともあるでしょう。使用を中止し、なるべく早く買い替えることがおすすめです。
2-5.一部の機能が使えない
空気清浄機の寿命が近づくと、一部の機能が使えなくなることがあります。多くの場合、操作パネルの内部基盤の不具合が原因でしょう。操作パネルが正常に反応しない時点で、空気清浄機の使い勝手が大幅に落ちてしまいます。特に、普段よく使う機能が使えないのでは不便なので、早めの買い替えがおすすめです。
2-6.いきなり電源が落ちることがある
いきなり電源が落ちることがあるのも、空気清浄機の寿命が近づいた症状です。停電以外の理由で使用中に突然電源が落ちてしまうのは、電源ユニットの寿命が近づいていることが考えられます。何回リセットしても電源が落ちてしまう場合は、寿命が近づいていると判断しましょう。
3.空気清浄機の寿命を延ばす方法は?
空気清浄機の寿命を延ばす方法を、詳しく見ていきましょう。
3-1.こまめに掃除する
空気清浄機の寿命を延ばすには、こまめに掃除することが大切です。汚れがたまったままでの使用は空気清浄機に大きな負担がかかり、寿命を早める原因になります。特に、フィルターの掃除は重要なポイントです。そのほか、給排気口・操作パネルなども汚れやすいので、きちんと掃除しておきましょう。
3-2.正しい使い方を守る
正しい使い方を守ることも、徹底しましょう。まずは、空気清浄機の使用説明書をよく読んでみてください。使用説明書に記載されている以外の方法や目的で使用すると、不具合や故障の原因になり、空気清浄機の寿命を早めてしまいます。また、操作パネルを乱暴に操作したり、給水タンクを乱暴に交換したりすることもやめましょう。
3-3.正しい使用環境を守る
空気清浄機の寿命を延ばすには、正しい使用環境を守ることも大切です。直射日光が当たらず平らな場所に設置する、周囲に隣接してものを置かないなど、正しい使用環境を守りましょう。不適切な使用環境では、空気清浄機の素材が劣化する原因になり、寿命を早めることにつながります。
3-4.長時間の連続使用を避ける
長時間の連続使用を避けることも、空気清浄機の寿命を延ばす方法です。長時間連続して使用すると、空気清浄機が常にフル回転している状態になり、内部部品の消耗が早くなります。場合によっては、2~3年程度で寿命を迎えることもあるでしょう。なるべく長持ちさせるためにも、必要なときだけ使うようにし、長時間使用し続けることは避けてください。
4.寿命を迎えた空気清浄機の処分方法
寿命を迎えた空気清浄機を処分する方法について、詳しくご紹介しましょう。
4-1.自治体回収にゴミとして出す
寿命を迎えた空気清浄機は、自治体回収にゴミとして出すことが可能です
4-1-1.不燃ゴミ
多くの自治体では、小型の空気清浄機を不燃ゴミとして収集しています。不燃ゴミとして収集してもらうには、自治体ごとに決められた曜日・時間・場所に出してください。自治体により、無料で収集してもらえます。なお、自治体によっては、指定ゴミ袋に入れて出す必要があるなど独自の収集ルールがあるので、確認しておきましょう。
4-1-2.粗大ゴミ
長辺が30cm以上など、一定以上の大きさがある空気清浄機は、多くの自治体で粗大ゴミとして扱っています。粗大ゴミを自治体に収集してもらうには、以下の流れが一般的です。
- 自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、空気清浄機の収集を依頼する
- 自治体から受付番号・収集日時・収集場所・料金の指示を受ける
- コンビニなどで料金分の粗大ゴミ処理券を購入し、必要事項を記入する
- 記入済みの粗大ゴミ処理券を空気清浄機に貼る
- 収集当日になったらい指定時間までに指定場所へ空気清浄機を運んでおく
- 指定時間以降に自治体が空気清浄機を収集して完了
なお、空気清浄機の処分費用は、1台に付き数百円程度になります。また、自分で自治体のゴミ処理場に持ち込んで処分してもらうことも可能です。より詳しい内容は、自治体のホームページなどで確認してください。
4-2.販売店の回収サービスを利用する
販売店の回収サービスを利用し、不要になった空気清浄機を処分することも可能です。販売店では、新規購入を促す目的で不要になった空気清浄機を回収していることがあります。基本的には有料サービスとなり、1台に付き1,000円程度かかるでしょう。また、店頭持ち込みでの申し込みが基本です。ただし、買い替えを伴う場合は、処分費用が無料になったり新規購入品の配達時に回収してもらえたりすることもあります。
4-3.不用品回収業者に処分してもらう
寿命を迎えた空気清浄機は、不用品回収業者に処分してもらうこともできます。不用品回収業者では、回収後の空気清浄機を再資源化などの方法により、有効活用してもらうことが可能です。空気清浄機以外の不用品の買取や引取処分も同時に依頼できる、都合のよい方法と日時で回収してもらえるなど多くのメリットがあります。なお、当リサイクルショップ埼玉出張買取コールセンターでも、寿命を迎えた空気清浄機の処分をお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。
5.空気清浄機の寿命に関するよくある質問
最後に、空気清浄機の寿命に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.有名メーカー品なら寿命が長い?
A.一概にはいえません。確かに、有名メーカー品は無名メーカー品と比較して、頑丈な設計になっている、サポート体制が整っているなどの点では長く使いやすいといえます。しかし、どんなメーカーの空気清浄機でも、間違った使い方をしたり想定以上に長時間使い続けたりすれば、早く寿命を迎えることでしょう。
Q.ほとんど使わなければ10年以上買い替える必要はない?
A.断言できません。空気清浄機をほとんど使わない場合でも、部品の劣化が徐々に進むからです。また、10年以上経過すると、機能・性能共に不満が出てくることも多いため、買い替えを検討するとよいでしょう。
Q.高価な空気清浄機を購入したのに3年で寿命を迎えたのですが?
A.空気清浄機が高価なことと寿命の長さは、必ずしも一致しません。使い方や使用環境などによっては、想定以上に早く寿命を迎えることもあります。
Q.寿命が近づいた空気清浄機でもまだ使い続けられるのでは?
A.確かに、本格的に寿命を迎えていないければ、ある程度は使い続けることができるでしょう。ただし、いつ故障するか分からないので、買い替えの準備を早めに進めておくことをおすすめします。
Q.空気清浄機の処分を依頼するならどんな不用品回収業者を選ぶべきか?
A.以下の条件を満たしている業者なら、安心して依頼できるでしょう。
- 空気清浄機の買取実績が豊富にある
- 見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金システム
- 可能なものは買取もしている
- 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
- スタッフの言葉遣いや態度がよく、顧客からの評判もよい
- 業務に必要な許可を取得済み
なお、当リサイクルショップ埼玉出張買取コールセンターでも、空気清浄機の処分実績が多数あり、ご好評をいただいています。まずは、何なりとご相談ください。
まとめ
今回は、空気清浄機の寿命について詳しく解説しました。空気清浄機の寿命は、約10年が目安です。寿命が近づいた空気清浄機は、正常に使えない、異臭や異音がするなどの不具合が出てきます。寿命が近づいた空気清浄機は、なるべく早く買い替えることがおすすめです。なお、寿命を迎えた空気清浄機の処分は、不用品回収業者に依頼することができます。不用品回収業者に依頼すると、都合のよい日時と場所で回収してもらえるなど何かと便利なので、検討してみてください。