電子レンジの寿命が近いと起きるサインは? 処分方法と併せてご紹介


電子レンジに寿命が近づくと、さまざまな不具合が生じます。寿命を迎えた電子レンジは、処分を検討しなければなりません。とはいえ、電子レンジの寿命が近づくとどんな症状が出てくるのか、寿命を延ばすためにできることはないのかなど、分からない点も多くあります。電子レンジの寿命について知っておけば、買い替えや処分時期を考える際の参考になるでしょう。

そこで、本記事では、電子レンジの寿命が近づくと起きるサインや寿命を延ばすためのポイントなどをご紹介します。

  1. 電子レンジの寿命はどのくらい?
  2. 電子レンジの寿命が近いと起きる症状
  3. 電子レンジの寿命を延ばすには?
  4. 寿命を迎えた電子レンジの処分方法
  5. 電子レンジの寿命や処分に関してよくある質問

電子レンジは、普段の使い方を意識するだけでも、寿命を延ばすことができます。少しでも長く使えるよう、寿命を延ばすポイントをしっかり覚えておきましょう。

1.電子レンジの寿命はどのくらい?

まず、電子レンジの寿命について考えていきます。

1-1.マグネトロンの寿命と関連している

電子レンジの寿命は、マグネトロンの寿命と関連しています。マグネトロンは、電子レンジを動かすための重要な部品です。マグネトロンの寿命が2000時間程度であることから、電子レンジの寿命も10年が目安とされています。

1-2.マグネトロン以外の部品に不具合が生じるケースもある

マグネトロン以外の部品に不具合が生じ、電子レンジが寿命を迎えるケースもあります。近年は、電子レンジが高機能になり、さまざまな部品が搭載されているため、摩耗や劣化によって不具合が生じやすくなっているのです。

2.電子レンジの寿命が近いと起きる症状

電子レンジの寿命が近づくと、どんな症状が起きるのでしょうか?

2-1.温まらない

電子レンジの寿命が近づくと、食品が温まらないという症状が出やすいでしょう。主に、マグネトロンの寿命によって起きる症状です。加熱ムラがある場合も、寿命が近いと考えておきましょう。

2-2.電源が入らない

電源が入らない場合は、電子基板などに劣化や摩耗が生じ、寿命が近づいている可能性があります。電源コンセントやブレーカーなどに問題がない場合は、寿命が近いサインだと考えておきましょう。

2-3.異音

電子レンジの寿命が近づくと、冷却ファンの劣化によって異音が起きる場合があります。ただし、異音は、ターンテーブルのずれなどでも起きる場合があるため、点検して異常が見つからないようであれば、寿命が近いサインだと考えておきましょう。

3.電子レンジの寿命を延ばすには?

電子レンジは、使い方しだいで寿命を延ばすことができます。寿命を延ばすための具体的な対策を考えていきましょう。

3-1.こまめに掃除をする

電子レンジの寿命を延ばすためには、こまめに掃除をすることが大切です。汚れや油分が残った状態が続くと、マイクロ波の照射によって発火などのリスクが高まります。発火などが起きると、火災に発展する恐れもあるので注意しなければなりません。

3-2.誤った使い方をしない

誤った使い方をしないことも、電子レンジの寿命を延ばすコツです。たとえば、何も入れずに動かしてしまう空焚(からだ)きなどをすると、電子レンジの劣化が進んでしまいます。正しい使い方を意識し、少しでも長く使えるようにしましょう。

3-3.長時間の使用

長時間の使用は、電子レンジを傷める原因です。過熱状態が続き、電子レンジに大きな負荷がかかります。特に、液体を温める際は注意が必要です。適切な時間の使用に留(とど)めて起きましょう。

4.寿命を迎えた電子レンジの処分方法

不要になった電子レンジを処分する際の具体的な方法をご紹介します。

4-1.自治体回収

電子レンジの処分は、自治体回収に出す方法があります。自治体によって分別ルールが異なるため、確認して分別に従うことが大切です。電子レンジは、不燃ゴミもしくは粗大ゴミに分類されます。粗大ゴミは事前申請と手数料の支払いが必要です。自治体の粗大ゴミ受付センターのホームページへアクセスし、申請手続きをしてください。

4-2.小型家電として処分する

電子レンジのサイズが小さい場合は、小型家電として処分できるケースがあります。小型家電と処分する場合、自治体が設置する小型家電リサイクルボックスまで電子レンジを持参しなければなりません。また、サイズが大きい電子レンジは、小型家電リサイクルボックスの投入口に入らないため、リサイクル回収の対象外となります。

4-3.不要品回収業者に依頼する

不要品回収業者に依頼し、電子レンジを引き取ってもらう方法があります。回収費用は割高で、電子レンジ1台あたり数千円かかる場合があるでしょう。不要品回収業者は家具や家電などさまざまなものを取り扱っているため、まとめて不要品を回収してもらうとお得な料金プランを利用できます。

4-4.買取に出す

まだ使える電子レンジであれば、買取に出すこともできます。ただし、買取価格がつきやすいのは、大手メーカー・製造から3年以内と高年式・傷や汚れがない・正常に動作するものに限定されるので注意してください。電子レンジの買取は、リサイクルショップや家電買取専門業者へ依頼しましょう。

5.電子レンジの寿命や処分に関してよくある質問

電子レンジの寿命に関する質問を集めました。

Q.電子レンジに不具合が出始めた場合、修理すれば寿命より長く使えるのか?

A.使える場合と使えない場合があります。また、電子レンジの修理は、多額の費用がかかるケースもあるため、買い替えなどを検討したほうがお得でしょう。

Q.使用頻度が低い電子レンジは、10〜20年使えるケースもあるのか?

A.はい、あります。しかし、使えるケースがあっても、ごくわずかです。使用頻度が低くても、劣悪な環境に設置している場合は、早めに寿命を迎えるケースもあるでしょう。

Q.加熱時に火花が出るのは寿命が近いサインなのか?

A.一概に寿命とはいいきれません。というのは、アルミホイルなど金属製品を加熱した場合にも、火花が出る現象が起きるためです。火花が出たら、まずは自分の使い方を見直しましょう。ただし、冷却ファンの劣化でも火花が出るケースもあるので注意してください。

Q.操作ボタンや液晶画面が動かない場合も寿命と考えたほうがいいのか?

A.はい、寿命が近いサインだといえるでしょう。操作ボタンや液晶画面の不具合は、電子回路やファンなどに異常によるものです。無理に使い続けると、火災に発展するリスクがあるので注意しましょう。

Q.壊れた電子レンジは買取してもらえないのか?

A.はい、買取対象外です。無料回収業者などの場合、部品を取り出してリユースする目的で、無料回収を行うケースがあります。買取は難しくても、無料で処分でき、リサイクルにも貢献できるのがメリットです。無料回収業者へ相談してみましょう。

まとめ

電子レンジは、10年が平均寿命です。寿命が近づくと起こりやすいサインなどを知っておけば、買い替えや処分を検討する際の参考になるでしょう。電子レンジは、使い方しだいで寿命を延ばすことができます。寿命を延ばすコツを知るとともに、不要になった電子レンジの処分方法も覚えておいてください。