パソコンの処分方法! パソコンは粗大ごみで捨てられない?


パソコン

不要になったパソコンの処分が分からず、廃棄できないパソコンが押入れの奥で眠っているという方も多いのではないでしょうか?

パソコンの廃棄というと粗大ごみを連想しますが、実は、パソコンを粗大ごみとして処分することはできないのです。

パソコンは資源有効利用促進法(PCリサイクル法)に基づいて“適切な処分”をおこなう必要があります。

少々面倒な仕組みですがポイントさえ覚えてしまえば、パソコンの廃棄やリサイクルの方法は簡単です。

パソコンの処分を考えているという方のためにパソコンの処分方法と注意点についてご紹介しましょう。

◆パソコンが粗大ごみでは捨てられない理由とは?

・資源有効利用促進法(PCリサイクル法)とは?

パソコンの廃棄に関する資源有効利用促進法は“PCリサイクル法”という名称で呼ばれるパソコンの再利用を促進するための法律です。

この法律は、パソコンに含まれる希少金属などの資源を有効に利用するために定められており、パソコンの廃棄に関するガイドラインがあります。

資源有効利用促進法の対象となっているのは以下の機器です。

  • デスクトップパソコン本体
  • ノートブックパソコン
  • CRTディスプレイ
  • 液晶ディスプレイ
  • CRT一体型パソコン
  • 液晶ディスプレイ一体型パソコン

対象となるこれらの機器は粗大ごみとして廃棄することはできず、適切な処理方法で処分する必要があります。

・資源有効利用促進法対象品は無料回収

資源有効利用促進法によって、平成15年以降の販売されたものには“PCリサイクルマーク”が貼付されています。

このマークが貼付されている機器に関しては、リサイクル料金を負担することなく処分ができます。

パソコンの回収は“戸口集荷”と“郵便局へ持ち込み”の2種類があり、いずれも郵便局を介しておこなわれる方法です。

梱包は自分でおこなう必要があるので、事前にビニール袋や段ボール箱などを使って梱包しておきましょう。

それでは、2種類のパソコン回収の方法をご紹介しましょう。

【戸口集荷】

この回収方法は処分の際に必要な“エコゆうパック伝票”に記載されている集荷センターに連絡すれば、集荷で回収されるという方法です。

基本的に対面での受付が必要になるので、玄関口に出すだけでは回収されないという点に注意が必要です。

【郵便局への持ち込み】

これは、梱包したパソコンを郵便局に持参することで回収する方法です。

「エコゆうパック伝票」を貼付し最寄りの郵便局に持ち込めば回収作業は終了です。

・エコゆうパック伝票とは?

パソコンのリサイクル回収に必要な“エコゆうパック伝票”はパソコンメーカーによって発行される回収伝票です。

各メーカーのホームページで申し込みが可能で、申し込み終了後にメーカーから送られてきます。

自作パソコンや倒産・事業撤退したメーカーのパソコンなど回収するメーカーがない場合には、「パソコン3R推進協会」による回収がおこなわれているので問い合わせてみましょう。

・パソコン周辺機器は資源リサイクル法対象外

資源有効利用促進法の対象外となるパソコンの周辺機器は粗大ごみや小型家電ごみとして処分ができます。

PCリサイクルでは回収できない品目なので注意が必要です。

各自治体によって回収方法などが異なるので、在住の自治体のごみ分別方法を確認しましょう。

◆パソコンのパーツは粗大ごみ、および燃えないごみで処分可能!

・パソコンパーツは資源有効利用促進法の対象外

メモリ交換やマザーボード交換、ケース交換などパソコンをパーツごとに処分するという場合には資源有効利用促進法の対象外です。

メモリやマザーボードなどの比較的に小物は“燃えないごみ”で処分することができます。

パソコンケースは、外見からパソコンと判断されてしまうこともあり回収を受けられない可能性もあるので、パソコンと誤認されないように解体や分解をすることが必要です。

・小型家電回収ボックスで廃棄する

パソコンパーツはごみとして廃棄できますが、可能な限りリサイクルをおこなうのが望ましいことです。

小型家電回収ボックスは、使用済小型家電リサイクル自治体によって設置される無料の回収ボックスです。

自治体によって設置場所はさまざまなので、自治体ホームページで設置場所うぃ確認して処分しましょう。

◆捨てるのはもったいない!パソコンのもう一つのリサイクル方法

・資源有効利用促進法(PCリサイクル法)の手続きが面倒な場合のパソコン処分方法

パソコンは資源有効利用促進法によって再利用されるのですが、処分のための手続きや梱包は自分で行う必要があります。

この作業が面倒に感じてしまう方も多いことでしょう。

そこで、便利な処分方法は、“パソコンをリサイクルショップに売る”という方法です。

リサイクルショップにパソコンを売ることは、回収のための手続きが必要なく、更に臨時収入も期待できます。

リサイクルショップにパソコンを売る際の方法と注意点についてご紹介しましょう。

・リサイクルショップに売ってリユースしよう!

ほとんどのリサイクルショップではパソコンの買い取りをおこなっています。

売ることのできるパソコンの目安は、現在サポート対象となっているOSを搭載したパソコンであれば買取可能です。

古いパソコンでも無料回収の対象となる場合もあるので、廃棄するよりもお得に処分できることは確実といえるでしょう。

パソコンの処分を考えている場合にはリサイクルショップを利用することが上手な処分方法なのです。

・少しでも高く売るためのポイント1:付属品をそろえて査定アップ!

パソコンなどの電化製品では購入時の付属品をそろえることで高く売れる可能性が高まります。

例えば説明書や純正キーボード・マウスが付属していれば、確実に査定金額を上げられるでしょう。

・少しでも高く売るためのポイント2:クリーニングで査定アップ!

電化製品は汚れや傷などがある場合、著しく査定金額が下がってしまいます。

パソコンの査定を受ける前にクリーニングすれば、査定金額を上げることも可能です。

傷のように見える場所も、実は汚れであるということも良くあることなので、リサイクルショップの査定を受ける前には欠かさずクリーニングをおないましょう。

◆まとめ:粗大ごみで捨てられないパソコンはリサイクルショップに売ろう!

パソコンは資源有効利用促進法によって粗大ごみとして処分することはできません。

資源有効利用促進法によるパソコンの回収処分方法をまとめてみましょう。

  • パソコンメーカーに申し込み“エコゆうパック伝票”を入手。
  • 回収のための自分で梱包する。
  • 戸口集荷、または持ち込みをして回収処分完了。

回収のための手続きは上記のように少々複雑なので、処分を考えている場合にはリサイクルショップの買取サービスを利用するというのも一つの方法です。

近隣にリサイクルショップがないという場合でも、“パソコンの出張買取”を利用できるリサイクルショップもあります。

続いて、リサイクルショップに依頼するメリットをまとめましょう。

  • 回収処分の手続きが必要ない。
  • 比較的新しいものであれば臨時収入の可能性もある。

特に“臨時収入の可能性”というのは非常に魅力的なメリットです。

最後に、パソコンを売る際には、必ず個人情報の消去など情報流出防止対策をしましょう。