テレビの捨て時が来たら…テレビを楽に安く処分したい方必見の処分方法


昔と比べ、テレビを見る人がだいぶ減ってきました。思いきってテレビを処分してみようかなと思っている方や、引っ越しの機会にテレビを買い替えようという方もいらっしゃるかと思います。テレビって粗大ゴミで出せないこと、ご存じですか?何かと廃棄処分しにくいテレビ…。
今回は楽でお得なテレビの処分方法をご紹介します。

1.テレビを粗大ゴミで出せない理由
2.家電リサイクル料金について
3.テレビを買い替える場合
4.テレビをリサイクルに出したい
5.回収業者に頼む場合
6.よくある質問
7.まとめ

1.テレビを粗大ゴミで出せない理由

テレビをはじめとして、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの大物電化製品は粗大ゴミとして廃棄処分することができません。これら4種目の電化製品は家電リサイクル法によって、リサイクルすることが義務付けられているからです。

1-1.家電リサイクル法の概要

平成10年に制定され、平成13年より施行された法律で、正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」といいます。
簡単にいうと「家電はむやみに廃棄処分しちゃだめだよ、リサイクルしましょうね」という法律です。
現在の対象品目は

  • テレビ
  • 家庭用エアコン
  • 冷蔵庫/冷凍庫
  • 洗濯機/衣類乾燥機

の4つで、テレビについてはブラウン管/液晶型/プラズマ式が対象となります。

1-2.家電リサイクル法の目的

これら4つの家電は再利用可能な資源(鉄・ガラス・アルミなど)がたくさん詰まっているので、粗大ゴミとして廃棄処分して埋め立てたりせずにリサイクルして使い回しましょう、というのが大きな目的です。
ゴミ処分場の容量の窮迫を解消するとともに、再利用可資源の有効利用を図っています。

1-3.家電リサイクル法の必要性

上記4つの家電は、

  • 大きく重いため回収が困難
  • 堅い部品が含まれており粉砕が困難

という特徴があります。従来のゴミ処分は、燃やして埋めるというのが主な処分方法でしたが、ゴミ処分場の窮迫などからリサイクルをおこなう必要性が出てきました。

1-4.ブラウン管テレビと液晶テレビについて

  • ブラウン管テレビ

…奥行きがある分体積がかさみますが、意外にもリサイクル料金は液晶テレビと同額であることがほとんどです。型が古いため買い取りが難しくなりますが、テレビデオであれば若干の需要があるため、業者に買い取ってもらえる場合もまれにあるものの、あまり期待はできません。

  • 液晶テレビ

…ブラウン管テレビと同様、型(サイズ)によってリサイクル料金が決まります。表記が以下のように若干異なりますが、料金区分は基本的に同じです。

  • ブラウン管テレビ:15型以下/16型以上
  • 液晶テレビ:15V型以下/16V型以下

購入後5年くらいの液晶テレビですと業者に買い取ってもらえることが多いです。

2.家電リサイクル料金について

2-1.リサイクルにかかる料金

メーカーによって異なりますが、目安としては以下のとおりです。

  • エアコン:1,500円程度(別途、取り外し代3,000円~1万円程度)
  • 洗濯機 :2,400円程度
  • 冷蔵庫(小型 170リットル以下):3,600円程度
  • 冷蔵庫(大型 171リットル以上):4,600円程度
  • テレビ(小型15型以下):1,700円程度
  • テレビ(大型16型以上):2,700円程度

なお、別途収集運搬料金が数千円程度かかり、料金は収集業者によって開(ひら)きがあります。

2-2.テレビのリサイクル処分にかかる料金

  • テレビ(小型15型以下):1,700円
  • テレビ(大型16型以上):2,700円

ですが、大型になるほど収集運搬料金が高くなり、こちらも業者によって料金に開(ひら)きがあります。
自分でリサイクル品の取扱店や指定引き取り場所に運ぶのであれば収集運搬料金は発生しません。(リサイクル料金だけでOK)

2-3.テレビをリサイクルするには…

テレビなどをリサイクルするためには、リサイクル券を使用するのがという手段があり、手続きは下記(1)&(2-a)もしくは(1)&(2-b)となります。

  • (1)リサイクル料金をRKC(一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクルセンター)へ振り込み

…郵便局に備え付けられている家電リサイクル券(料金郵便局振り込み方式)に処分したいテレビの情報(型・メーカーなど)を記入し、郵便振り込みをおこないます。
あらかじめ処分するテレビの型番と、その型番に対応するリサイクル料金を調べておきましょう。
メーカー別リサイクル料金一覧→http://www.rkc.aeha.or.jp/text/p_price.html

 

リサイクルするテレビを下記のいずれかによって運搬します。

  • (2-a)自治体もしくは小売業者に引き取りを依頼(収集運搬料金が発生)
  • (2-b)自分で指定引き取り場所へ運搬(収集運搬料金は発生しない)

 

指定引き取り場所一覧→http://www.e-map.ne.jp/p/rkcsymap/

3.テレビを買い替える場合

新しいテレビを購入し、古いテレビを処分したいという場合は下取りも可能な場合があります。購入する際に、店舗やメーカーに事前に問い合わせたほうが無難です。

3-1.販売店によるテレビの下取り、引き取り

大手家電販売店では、新しいテレビを購入するかわりに、古いテレビを無料で下取りしてくれることがあります。なかには、下取りを条件とした割引価格を設定している販売店もあり、一見お得に見えますが実は割引後の価格=正規の値段で、店頭価格=割引分の金額を上乗せして提示しているだけ、いうケースも。

(もともと7万で売る予定のテレビを店頭価格10万円で販売し、「下取りなら3万割引!」など。)
無料で引き取ってくれることには変わりないので、リサイクル料金を払うよりは安い、ということであれば下取りしてもらいましょう。

3-2.メーカーによるテレビの下取り、引き取り

リサイクル法は、我々消費者だけでなくメーカー側にも適応されており、売った商品は責任を持って下取り回収・リサイクルをしましょうねという決まりがあります。
ただし、メーカーやテレビの型番(古さ)によっては下取り対象外の物もあり、また、別途配送料がかかることがほとんどですので事前の確認が必要です。
HPからの問い合わせが主流となるので、レスポンスが遅い可能性や、顔が見えない相手とやりとりをする必要があります。

3-3.販売店によるテレビの引き取り

大手家電量販店では、リサイクル料金+収集運搬料金でテレビを引き取ってくれることも。
新しくテレビを買った際に、家まで古いテレビを引き取りに来てくれる場合や、新しく買っていなくても古いテレビを販売店まで直接持っていき、そこでリサイクル料金を支払う場合もあります。

3-4.リサイクル券・販売店・メーカー引き取りのメリットデメリット

テレビの引き取りには、それぞれメリットデメリットがあります。

  • テレビを自力で運搬できるかどうか
  • 新規購入のための買い替えなのか

がキーになり、安さを取るか、便利さを取るのかによって何を利用すべきかが変わってきます。

3-4-1.リサイクル券

(メリット)

  • いつでも処分できる
  • ある程度公共性のある手続きである(⇔デメリット:手続きがやや煩雑)

(デメリット)

  • 自分で型番や料金を調べる必要がある(⇔メリット:事前に自分で料金がわかる)
  • 郵便局に出向く必要がある
  • 収集運搬料金を支払う/指定引き取り場所にテレビを持っていく必要がある

3-4-2.販売店やメーカーの引き取り

(メリット)

  • リサイクル割引が適応される場合がある

(デメリット)

  • 処分したいだけの場合には不向き(新規購入のサービスとして引き取ってくれることがほとんど)
  • サービスとはいってもリサイクル料金は支払う必要がある
  • 収集運搬料金を支払う/店舗にテレビを持っていく必要がある

4.テレビをリサイクルに出したい

不要になったテレビはリサイクルショップに持ち込むこともできます。家電NGのリサイクルショップや、型番によっては買い取り不可のリサイクルショップもあるので事前の確認が必要です。

4-1.テレビを買い取りしてくれる所

家電、テレビを取り扱っているリサイクルショップを利用しましょう。
電話などで事前に型番を伝えておき、持ち込みができるか、回収にきてもらえるかなどを確認しておくと無駄が省けます。ただし、最終的には店舗で現物を見てからの判断となりますので、事前に「必ず買い取ってもらえる保障」を得ることは難しいです。

4-2.テレビをリセールする場合

こちらも、まずは買い取り可能かを事前に確認することは難しいです。
テレビの型番や人気・状態を見て、売れないと判断されれば当然買い取ってもらえません。
動作確認や衛生状態の確認もあるので、リセールを依頼する時はピカピカに磨き上げておきましょう。査定に影響することもあります。

4-3.メリットデメリット

現物を見せないと査定ができない場合がほとんどですので、せっかくテレビを持ち込んでも、値段が付かない場合も。
無料で引き取ってもらえれば御の字ですが、引き取りも不可ですと完全に無駄足になってしまいます。
一方、新しくて人気のある機種のテレビならば、無料で処分できるどころかお金までもらえるので大変お得です。

5.回収業者に頼む場合

家電販売店やテレビメーカーは、当然ながら引き取りやリサイクルが本業ではありません。そこで、買い取りや回収を本業とする業者に依頼するのもオススメです。

5-1.回収業者選びのポイント

テレビ・家電の回収業者を選ぶ際は、回収・運搬・リサイクル・廃棄処分を一括しておこなえる業者を選ぶのがポイント。これらをまとめておこなえる業者ですと、リサイクルショップなどでは値段の付かないような、リサイクル不可のテレビでもそのままスムーズに廃棄処分に回してくれるからです。
「どうせ頼むなら一気に」と考えると業者をよりお得に選ぶことができます。

5-2.回収業者を使うメリット

1点から、引っ越しに伴う家財道具を一括で引き取ってもらえることがあります。
また、一般のリサイクルショップでは見向きもされないような古いレトロ感がある家電なども、希少性を判断して買い取ってもらえる可能性もあるので、ダメ元で問い合わせてみてもよいでしょう。

5-3.回収にかかる料金

買い取り料金はテレビの型番や製造年月日、状態や市場の需要によって決まることがほとんどです。
業者に現物を持ち込まずとも、無料で概算見積もりをしてくれる業者や、買い取り物の点数が多ければ無料で出張見積もりをしてくれる業者もあります。また、リモコンや説明書など、付属品があるほうが高値で買い取ってくれることもありますので、買い取りを依頼する際にはあらかじめ用意しておきましょう。

5-4.回収方法

基本的な回収方法は以下のとおりです。

  • 無料見積もり(概算)
  • 訪問日を決定
  • 訪問日に正式買い取り額を査定
  • 買い取り価格の受領もしくは回収価格の支払い(差分を相殺することも)
  • 引き取り

5-5.無料回収業者について(注意点など)

路上に出回っている回収車は悪徳業者の可能性がありますので、利用しないほうがいいでしょう。見積書をしっかりと提示してくれる業者や、古物商許可証・産業廃棄物収集運搬業などの資格を持っている業者がオススメです。

6.よくある質問

6-1.テレビの他にも買い取ってほしい家財がたくさんある

リサイクル券ですと1点単位の支払いとなるので、テレビ以外にも買い取り品がある場合は一括して回収業者に頼んだほうが楽です。

6-2.リモコンや付属品を紛失したテレビを買い取ってほしい

付属品があるほうが高値になる場合もありますが、いまは他社共通のリモコンなども販売していますので、リモコンがないからといって買い取ってもらえないということはあまりありません。

6-3.テレビを燃えないゴミでこっそり捨ててしまいたい

違法です。50万円以下の罰金となりますので、必ず正規の手続きでリサイクルや買い取りに回しましょう。
また、自力で分解すると漏電・事故の原因になりますので絶対にしてはいけません。

6-4.ポータブルテレビもリサイクル法の対象ですか?

電池式の液晶テレビや車載テレビはリサイクル法の対象外です。自治体のゴミ回収ルールにのっとって処分することができます。

6-5.テレビの型(サイズ)がわからない。

テレビの側面か背面に書いてある型番を元に調べるのが確実です。
小型・大型の分け目となる15型、16型のサイズは以下のとおりとなります。

  • 15型…横33.15cm/縦18.67cm/対角線38.1cm
  • 16型…横35.36cm/縦19.91cm/対角線40.64cm

7.まとめ

テレビは一般ゴミや粗大ゴミと異なり、処分するのが少々やっかいです。リサイクルショップや買い取り業者を利用して、なるべくお得に処分するようにしましょう。テレビを購入する際には処分する時のことも考慮するのもポイントです。