遺品をもらうときの注意点は? トラブルを防ぐためのポイントを解説!

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「親族から遺品をもらうことになっているが、どんな注意点があるのだろう」
「遺品をもらうときによくあるトラブルを知りたい」とお考えではありませんか?
せっかく遺品をもらっても、後日トラブルになるのでは困りますよね。
思わぬトラブルを避けるためにも、まずは、遺品整理で遺品をもらう時にどんな点に注意するべきか知っておくことが必要です。

そこで今回は、遺品をもらうときの注意点について解説します。

この記事を読むことで、遺品をもらうときのポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

遺品でもらうものにはどんなものがある?

最初に、遺品としてもらうものでよくあるものについて見ていきましょう。

貴金属類

遺品として貴金属類をもらうことが多く見られます。
貴金属類は、一定の価値があるだけでなく、保管に適しているという点でも遺品として最適だからです。
女性の場合は指輪やネックレスといったアクセサリー類、男性の場合は腕時計などをもらうのが一般的でしょう。
貴金属類は、売却しやすいことからも人気が高い遺品といえます。

洋服・着物

故人の洋服や着物を遺品としてもらう人も多いでしょう。
特に上質で傷みが少ないものが遺品として選ばれます。
ただし、故人が高齢の場合、若い人が遺品としてもらうと趣味が合わないことが多いのがデメリットです。
また、着物をもらっても着る機会がなく、結局タンスにしまったままになる例も見られます。

骨董品

絵画や掛け軸・絵皿などの骨とう品を遺品としてもらうこともあるでしょう。
特に、故人がコレクターだった場合は、価値が高いとされるものをもらう可能性があります。
ただし、高価なものとしてもらい受けたものの、鑑定に出した結果、粗悪品と分かることもあるので注意してください。

有名ブランド品

有名ブランド品も、遺品としてもらうことが多いでしょう。
特に、知名度が高いブランド品は人気です。
バッグや財布などの実用性が高くて状態が良いものは、争奪戦になることもあるでしょう。
有名ブランド品は、古くてもアンティークものとしての評価が高いものがあり、思わぬ高値で売却できる可能性もあります。

故人の愛用品

金銭価値が高くなくても、故人の愛用品を遺品としてもらうこともあります。
たとえば、万年筆やメガネなど、故人が日常的に愛用していた品を遺品として欲しがる人もいるでしょう。
親族以外でも、故人と親しい間柄だった人に渡す場合にも向きます。
遺品を目にするだけで故人を思い出すことができるので、本当の意味でよい供養になるでしょう。

遺品をもらう時に注意が必要なものは?

遺品をもらうとき、特に注意すべきものを詳しくご紹介します。

金銭価値が高いもの

金銭価値が高いものを遺品としてもらうときには、注意が必要です。
貴金属類や高級ブランド品・骨とう品などで金銭価値が高いものをもらった後で売却する場合は譲渡所得となり、課税対象になることがあります
具体的には、売却して得た利益が30万円以上になるケースです。
確定申告をきちんと行い、納税してください。
確定申告せずに放置すると、発覚時に脱税容疑がかけられてしまいます。

法律違反となるもの

遺品としてもらいたくても、法律違反になるものは受け取ることができません
たとえば、日本刀・軍用拳銃などはいわゆる銃刀法違反になる恐れがあります
法律を知らずに遺品として受け取っても、罪に問われることがあるので注意しましょう。
そのほかにも、法律違反になるか心配なものがあるときは、なるべく早く警察に相談してください。

故人が孤独死した場合

故人が孤独死した場合に遺品をもらう場合は、消毒や洗浄が済んでいるか注意する必要があります。
たとえば、洋服や着物などを遺品としてもらった場合、見えない部分が体液などで汚れている可能性もあるでしょう。その他の遺品も、きちんと消毒・洗浄してあるか、確認してから受け取ってください。

パソコンをもらう場合はパスワードでロックされていて使うことができない場合もあります。
また、使用できたとしても、中に働いていた会社の機密情報などが残っている場合もありますので、確実に消去するなど注意が必要です

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