「遺品整理で家具を処分することになったけど、どんな方法があるのだろう?」
「家具をできるだけ手間をかけずに処分するポイントを知りたい」
などとお悩みではありませんか?
家具は、遺品整理で出る不用品の中でも大型のモノが多いので、処分方法に困ってしまうものです。
家具はさまざまな種類があり、大きくて重たいので、どこにどんな方法で処分を依頼できるか分かりづらいことでしょう。
それに、遺品整理をスムーズに進めるためにも、できるだけ時間と手間をかけずに処分したいですよね。
そこで今回は、遺品整理で家具を処分する方法ついて詳しく解説します。
この記事を読むことで、遺品整理で家具を効率よく処分や廃棄するコツがよく分かります。
遺品整理で出た家具の処分・回収はリサイクルショップ・埼玉出張買取コールセンター
家具を処分する前に確認するポイントは?
最初に、家具を処分する前に確認すべきポイントを見ていきましょう。
家具の種類・数量・状態
家具を処分する前に、どんな種類がどれだけあるか、どんな状態かなどを確認しておきましょう。
家具は、種類や大きさによっても処分方法が異なります。
また、汚れや傷み具合など、家具の状態もきちんとチェックしてください。
スムーズに処分するためにも、最初に確認しておくことが大切です。
家具の処分期限
遺品整理で家具を処分する場合、いつまでに処分すべきかが重要なポイントです。
遺品整理では、賃貸物件の退出期限が迫っているなど、急ぎで処分したいケースもあるでしょう。
特に身内の方が遠くに住んでいる場合は、何度も好きな時間に行ったり来たりすることは難しいでしょう。
処分費用が安くても、日にちがかかる方法や都合のよいタイミングで処分できない方法では困ってしまいます。
いつまでに家具を処分すべきか確認し、問題なく間に合う方法を選びましょう。
家具の処分方法
家具を処分する方法を決めることも大切です。
特に、複数の家具を処分する場合は、それぞれ別々の方法で処分するか、1回にまとめて処分するか考える必要があります。
たとえば、傷みがひどい家具は処分するけど、まだ十分に使える家具は買取に出したいといった場合です。ただし、処分期限に余裕がないときは、まとめて処分できる方法をおすすめします。
遺品整理で出た家具を処分する方法
遺品整理で出た家具を処分する方法を詳しく解説します。
自治体回収で家具を粗大ゴミとして出す
遺品整理で出た家具は、ほとんどが自治体に粗大ゴミとして出すことが可能です。
ただ、家から運び出して決められた場所に出しておかなければならなかったり、事前に予約が必要で一度に出せる個数も決められたりしますので、その方法が自分達に適していて可能かどうか確認しておく必要があります。
粗大ゴミとして出す場合の一般的な流れは、以下を参考にしてください。
- 自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡して集荷日時・場所・回収費用・受付番号などの指示を受ける
- コンビニなどで回収費用分の粗大ゴミ処理券を購入する(当日に現金払いの所もあります)
- 粗大ゴミ処理券に必要事項を記入し、家具に貼り付ける(当日に現金払いの所は無し)
- 集荷当日になったら集荷時間・場所に家具を出しておく
- 自治体が家具を回収して完了
なお、自治体によって、高齢で集荷場所に運ぶのが困難な人のために自宅前回収をしていることもあるので確認してみるとよいでしょう。
不用品回収業者に家具の処分を依頼する
遺品整理で家具を処分する場合、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者は、数多くの遺品整理も同時に手がけているため、家具の処分も問題なく依頼できます。
まずは無料の見積もりを依頼して、業者の対応や料金などを確認してみるとよいでしょう。
なお、当リサイクルショップ・埼玉出張買取コールセンターでも、遺品整理で出た家具の回収をお受けしています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
不要な家具を買取に出す
まだ十分に使える状態の家具は、買取に出すことも考えてみましょう。
リサイクルショップに売る
不要になった家具は、リサイクルショップで買取してもらうことができます。
買取を希望するときは、業者の店頭に持ち込むなどの方法で査定を受けましょう。
買取可能で提示金額に納得できるときは、そのまま家具を引き渡して代金を受け取ってください。
なお、一般的な店舗型リサイクルショップは買取専門なので、引き取り処分を依頼できません。
したがって、店頭持ち込みにより買取不可となった場合は、持ち帰る必要があります。
遺品整理業者に売る
遺品整理業者でも、家具を買取してもらえることがあります。
買取を希望するときは、業者に連絡して査定を受けましょう。
買取可能で提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。
なお、万が一買取不可でも、そのまま引き取り処分を依頼することができます。
ただし、引き取り処分になる場合は、別途回収費用がかかることがあるので確認しておきましょう。
ネットオークションやフリマアプリに出品する
ネットオークションやフリマアプリに出品して家具を売ることもできます。
自分が売りたい価格を設定できたり、リサイクルショップなどで買取不可になったものも出品できたりするなどが主なメリットです。
ただし、タイミングによってはなかなか落札されない、梱包や発送の手間がかかるなど、デメリットも多くあります。
遺品整理で家具を処分する方法としては、おすすめしません。
特に大型家具になるほど、売るのは難しくなるでしょう。
逆に、有名な家具メーカーのデザイナーズ家具やブランド家具、アンティーク家具などは中古品でも需要が多いので、ネットでの全国販売の方が高く買ってくれる方が見つかる場合もあります。
有名家具メーカーのものは、オークションなどで売れる相場を確認してみましょう。
遺品整理で出た家具の処分費用
遺品整理で家具を処分する際の費用目安を詳しく見ていきましょう。
自治体回収で粗大ゴミとして出す費用は?
自治体回収で家具を粗大ゴミとして出す場合は、1個500円~2,000円くらいが費用の目安です。
自治体によって、また、家具の種類やサイズによっても金額が変わるので、お住いの自治体のホームページなどで調べてみてください。
なお、多くの自治体の場合、1個ずつにサイズなどによって違った処分費用がかかります。
また、いっぺんに出せる数も決まっている場合が多いし、回収できる日時もかなり限れれていますので、事前に確認が必要です。
不用品回収業者に依頼する場合は1回数千円程度~
不用品回収業者に家具の処分を依頼する場合、1回数千円程度~費用がかかります。
たとえ小さな家具1個だけでも、スタッフと車両を手配する必要があるからです。
ただし、家具が複数あったりそのほかの不用品も同時に依頼したりすると、それぞれ単品で依頼するより纏めて依頼した方が1個単価は割安になります。
その他にも、回収日時・場所を指定できたり、家の中から運び出しを行ってくれるなど、メリットも多いので家具の処分は不用品回収業者に依頼する人も多いです。
買取に出す場合は諸経費をチェックしよう
家具を買取に出す場合も、諸経費をチェックしておきましょう。
たとえば、査定を受けるために業者の店頭に持ち込むには、人手やガソリン代などの運搬費がかかります。
業者に回収を依頼できる場合でも、別途回収費用が発生することもあるでしょう。
買取金額より回収費用が上回るのでは、意味がありません。
買取を依頼するなら、なるべく回収費用がかからない方法や近くの業者を選ぶことが大切です。
遺品整理業者を利用するメリット
遺品整理業者に家具の処分を依頼する時の主なメリットを詳しく見ていきましょう。
家具が大量にあっても問題ない
遺品整理業者なら、処分したい家具が大量にあっても1回でまとめて依頼できて便利です。
また、搬出や運搬作業にも慣れているので安心して依頼できます。
不用品回収業者の中でも遺品整理の経験が豊富な業者が特におすすめです。
家具の量に合わせて人数やトラックを用意し効率よく作業してもらえるので、無駄がありません。
家具以外の不用品も同時に処分してもらえる
家具以外の不用品を同時に処分してもらえるのも、遺品整理業者に依頼するメリットの一つです。
遺品整理では、さまざまな種類の不用品が出ます。
遺品整理業者に依頼すれば、全ての不要品を1回にまとめて処分してもらえるので大変便利です。
家電や衣類、寝具、食器など、家具以外の不用品が多い場合は、特に助かることでしょう。
集荷場所まで運ぶ手間や労力がかからない
遺品整理業者に家具の処分を依頼すると、家の中から運び出したり集荷場所まで運ぶ手間や労力がかかりません。
家具は大きさや重さがあるので、集荷場所に運ぶだけでも一苦労です。
特に、マンションやアパートなどの集合住宅から運び出すのは、大変な作業になります。
遺品整理業者に依頼すれば、指定した場所から運んでもらえるのでとても楽です。
また、梱包する手間もかからず、そのままの状態で回収してもらえるのもメリットでしょう。
都合のよい日時を指定して作業してもらえる
都合のよい日時を指定して作業してもらえるのも、遺品整理業者に依頼する大きなメリットです。
たとえば、自治体に粗大ゴミとして出す場合、自治体の指定日時と場所で回収することになります。
しかし、仕事などで忙しいなど、場合によっては都合が悪いこともあるでしょう。
その点、遺品整理業者なら都合のよい日時を指定して作業してもらえるので、助かります。
特殊清掃や消毒作業も依頼できる場合もある
遺品整理業者に家具などの処分を依頼すると、特殊清掃や消毒作業を同時に依頼できる場合も多いですです。
たとえば、孤独死のケースでは、体液の汚染や害虫発生などにより、特殊清掃や消毒作業が必要になることがあります。遺品整理業者なら、必要な作業を同時に依頼できることも多いです。
買取も同時に依頼できる
遺品整理業者では、条件によっては家具を買取してもらえることがあります。
特に以下のような家具は買取になる可能性があります。
- 人気ブランド家具(北欧家具・イタリア家具・フランス家具など)
- 新品同様
- 目立つ汚れや傷みがない
- 極端に大きくない
- セットもの(ダイニングセット・応接セットなど)
- 高品質な素材を使用している
- 購入時の付属品がそろっている
なお、買取不可になった場合でもそのまま引き取り処分を依頼でき、手間がかかりません。
遺品整理で家具を処分する方法についてよくある質問
最後に、遺品整理で家具を処分する方法について質問に回答します。
Q.自治体に粗大ゴミとして出した家具はどうなる?
A.通常は、再資源化されずにそのまま焼却や埋め立てなどで廃棄処分されます。まだ十分に使えるものも再利用できず、資源が無駄になるのがデメリットです(一部リユースを行っている自治体もあります)。
Q.自治体に粗大ゴミとして出せない家具は?
A.たとえば、ソファーやスプリングマットレス、グランドピアノ、耐火金庫などは出せない自治体もあります。自治体によって出せないものが異なるので、お住いの自治体に確認してください。
Q.信頼できる遺品整理業者の選び方は?
A.以下を参考にしてください。
- 遺品整理で豊富な実績がある
- 見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金システム
- 買取も積極的に行っている
- 都合のよい日時・場所で回収してもらえる
- スタッフが親切で感じがよい
- 顧客からの評判がよい
- 古物商など業務に必要な許可を取得済み
なお、当リサイクルショップ・埼玉出張買取コールセンターでも、数多くの遺品整理をお受けしており、多くの方からご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
Q.複数の業者に見積もりを依頼してもよい?
A.構いません。信頼できると判断した業者を2~3社程度に絞り、依頼してみてください。見積もりをもらったら、金額の安さだけで決めるのではなく、対応の良さもきちんとチェックしましょう。
Q.家具の査定金額に納得できない場合は?
業者に査定理由を説明してもらいましょう。説明を聞いても納得できない場合は、改めてほかの業者に査定を依頼し直すことも可能です。なお、正当な理由がある場合は、相場と考えるのも必要でしょう。
まとめ
今回は、遺品整理で出た家具の処分について詳しく解説しました。遺品整理で不要になった家具を処分するには、自治体に粗大ゴミとして出す以外にも様々な方法があります。中でも、遺品整理業者に処分を依頼すると、何かとメリットが多くておすすめです。家具は大きさや重さがあるため、運ぶだけでも大変な労力がかかります。遺品整理業者に依頼すれば、都合のよい日時を指定して回収してもらえ、労力だけでなく時間も節約することが可能です。この記事を参考にして、信頼できる遺品整理業者によく相談してみるとよいでしょう。