いつ行ってもきれいに部屋が片付いている家ってうらやましいですよね。
それに比べて自分の部屋はなんで片付かないだろう?
…収納上手になりたい、そう思ったことのある人は多いのではないでしょうか。
収納が得意な人と、収納が苦手な人は確かに存在します。
でも、収納への苦手意識は、ちょっとしたことで克服できるってしっていましたか。
この記事では、収納が苦手な人に、克服する方法を3つの観点からお伝えします。
整理整頓が苦手でも、この3点を心がけて片付けに挑むことで、いつのまにか収納が上手になれるでしょう。
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モノの定位置を決めることが収納の苦手を克服する第一歩
実は、収納が得意な人というのは、どんなモノにも「定位置」を設けています。
モノに住所を作ることによって、「出したらしまう」が徹底できるため、散らからない部屋をキープできるのです。
モノの定位置を適切な場所に決める、これが収納上手への第一歩。早速そのやり方を紹介します。
そのモノを「使う場所」を定位置にすること
たとえば、寝室でよく読む本が、リビングに収納してあったとしたらどうでしょう。
読もうと思うたびにリビングに移動することになり、それがいつしか面倒になると、今度は寝室にその本の定位置がないまま、床やサイドテーブルに出しっぱなしということになってしまいます。
この場合は、寝室に最初からその本を収納しておくのがベスト。これで寝室は本で散らかりません。
他のモノでも同じです。自分の生活動線をよく見て、「どこに置いたら簡単に片付けられるか」と考えることが重要です。
「見せる収納」と「隠す収納」のバランスを考える
モノの定位置を決めるとき、そのモノを見えるように収納するのか、または家具や収納用品に隠して収納するのかのバランスを考えなくてはなりません。
なぜなら、そのバランスが部屋の印象を決める大事な要素だからです。
ポイントは、自分が気に入っている形や色をしたモノを「見せる収納」にすること。
でも、あまり見せる収納が多すぎると、部屋がごちゃごちゃに見えてしまうので、適度に隠すことが必要でしょう。収納上手な人は、そのあたりのセンスが良いのです。
今ある収納用具に収まるだけのものを持つことが必要
モノの定位置を決めようとした時に、「定位置が決められない」ことも起こります。
そうなるのは、モノが多すぎて家の収納キャパシティを超えていることが原因です。
そんなときはどうすればよいのでしょうか。
収納用品を買うことよりもモノを減らすことに注力する
たとえば、洋服が洋服ダンスからあふれていて定位置が決まらない、そういう場合は、「洋服ダンスをもう一つ買う」ことや「ほかに収納場所を探す」ことに注意が向きがち。
でも、まず、洋服の数を減らし、今ある洋服ダンスに収まる量にすることが大事です。
1年以上着ていない服をとっていませんか?
あるいは、部屋着にしたらまだ着られるからと、捨てるのを先延ばしにしていることも考えられます。
本当に好きな、気分があがる服だけをとっておき、後は潔く処分しましょう。
古着屋やリサイクルショップに売るなど、処分の方法もたくさんあります。
モノを減らすのに必要なのは、「好きなモノ」以外全部捨てるという心がけ
モノを捨てるときのポイントは、「いらないモノ」を捨てるという考えではなく、「好きなモノ」を「残す」という発想で捨てるという行為をすることです。
そうすると、あら不思議、今まで何となくとっておいたモノが、「捨ててよいモノ」に見えてきませんか。
これで、捨てる量は格段に多くなったはずです。洋服が一番分かりやすいかもしれません。ぜひそういう目でモノを見てみてください。
1日1カ所の片付けを心がける
さて、今まで収納が苦手な方のために、収納のやり方を述べてきましたが、いざ作業をするとなると、どこから手を付けてよいのやら分からないという事態が発生するかもしれません。
やり方は分かっていても、片付けなければいけないモノが山のようにあふれていて、途方にくれる人もいるでしょう。
1日に使える時間も限られています。そこで提案したいのが、「1日1カ所の片付け」です。
小規模な「1カ所」で充分
1カ所といっても、「この部屋全部」といった大がかりなモノではなく、今日は「この引き出し」だけ、「この棚のここからここまで」だけ、といった、小規模な1カ所で充分。
それを、時間を決めて毎日やるのです。
もしかすると、1カ所片付けすることで、勢いがついてきて他の場所もしたくなるかもしれません。
そうなればしめたモノです。
でも、そうならなくても大丈夫、1日1カ所を3日続けば3カ所、30日続ければ30カ所。
いつのまにか部屋がきれいになっていることでしょう。
時間帯は、自分の生活サイクルに合わせて無理なく決める
たとえば、主婦の方であれば、朝家事が一段落した後に15分。
仕事を持っている方であれば、仕事から帰ってご飯を食べた後の落ち着いた頃に15分と、無理のない時間帯に1日少量ずつ行うことが成功のひけつです。
生活サイクルが朝型の方の場合は、朝起きてから15分でもよいでしょう。
夜型の方は、夜の方がテンションがあがってうまくいくかもしれません。
いろいろ試して、自分に合った時間を見つけてみてください。
まとめ
いかがでしたか? この記事では、収納が苦手な方のために、その克服の方法をご紹介いたしました。
成功のポイントは、難しく考えずに、肩肘はらずにやることです。
- モノの定位置を決めることが収納の苦手を克服する第一歩
- 収納下手を克服するには、まず今ある収納用具に収まるだけのものを持つことが必要
- 1日1カ所の片付けを心がけるといつのまにか部屋中きれいに
この3点を押さえて片付けを行うことで、夢にまで見た、いつでも部屋に人を呼べる「収納上手」になれるはずです。必要なセンスも、この3点を実行することで、徐々に身につくでしょう。ぜひやってみてください。