電気ケトルは何ゴミ?電気ケトルの捨て方や正しい廃棄・処分方法は?

電気ケトル 家電の買取

すぐにお湯を沸かすことができる電気ケトルは、1人暮らしはもちろん、大家族の家庭でも活躍する家電製品の1つです。
要らなくなった電気ケトルは処分を考えますが、「中古品として売れるの?」「何ゴミで処分したらよいの?」など、分からない人も多いと思います。

買い取ってもらうことができれば、処分費用がかからずお得に処分できるでしょう。
ただし、壊れている電気ケトルや状態の悪い物は、売却以外の方法で処分しなければなりません。
本記事では、電気ケトルの廃棄・処分方法と正しい捨て方・売り方を解説します。

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電気ケトルの処分方法

ゴミの仕分け・何ゴミ?

まずは、電気ケトルの主な処分方法と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

自治体回収での正しい処分方法

1番に思い浮かぶ方法といえば、自治体で処分することです。
各自治体でゴミの分類や処分方法は異なりますが、ほとんどの自治体で電気ケトルは「不燃ゴミ」として扱われています
ただし、大阪市のようにステンレスの電気ケトルが普通ゴミになっているところもあるので、事前に自治体のホームページ等で確認しておきましょう。
電気ケトルが一辺30cm以上を超える場合は「粗大ゴミ」に分類されるところもあります
大きめの電気ケトルを使用している際は、一辺の長さを測ってから処分してくださいね。
自治体が処分してくれるという安心が持てる点が、大きなメリットでしょう。

不燃ゴミ

小型家電リサイクル法の対象になっている場合

電気ケトルを小型家電リサイクル法の対象にし、法律に準じて処分方法を決めている自治体があります。
小型家電リサイクル法に基づいている場合は、公共施設や家電量販店などにある小型家電回収ボックスに投函(とうかん)してください。
投函できないサイズの場合は、自治体に相談しましょう。
自治体が小型家電リサイクル法家電に指定している場合は、自治体の朝の回収ゴミとして処分できない場合があります。
謝って処分すると不法投棄とみなされることもあるので注意してくださいね。

費用を抑えたい方は自治体のゴミに出す

自治体の不燃ゴミに出す場合は、通常は処分に費用がかかりません。
指定袋(袋は有料の所もあり)に入れて処分するだけなので、気楽に捨てることができます。
粗大ゴミになったとしても、500円以内で処分できる自治体がほとんどです。
電気ケトルの処分にお金をかけたくない方にとっては、自治体の回収ゴミは魅力的な処分方法といえるでしょう。

自治体の回収ゴミ

自治体ゴミは直ぐに処分できないデメリットも

無料または低費用で処分できる自治体回収ですが、回収日が決まっているのですぐに処分できないというデメリットがあります
特に、不燃ごみや粗大ごみの場合は2週間~1か月に1回など、回収の頻度が少ないので急を要する場合は不向きでしょう。
また、粗大ゴミに分類されると、事前の申し込みが必要になるケースが殆どです。
回収指定場所まで運ばなければならないため、忙しい人やすぐに処分したい方にとっては、困難な処分方法かもしれません。

不用品回収業者に依頼する

直ぐに処分したい・不用品をまとめて回収してもらいたいという方は、不用品回収業者へ依頼するという選択肢もあります。
不用品回収業者は、ほとんどの不用品をまとめて回収しています。
わざわざ自分たちで運搬しなくても、自宅にやってきて出張回収をしてくれるので手間と時間がかかりません。
しかし、それなりの処分費用がかかるため、事前に見積もりを確認する必要があります。
特に数量があってまとめて出す場合は良いですが、電気ケトル1点だけですと取りに来てくれない、またはかなり割高な料金になってしまう場合が多いです。

無料回収業者に要注意!

不用品回収業者の中には、無料で回収を行なっている無料回収業者があります。
「無料で回収してくれるのはラッキー」と思われがちですが、近年、無料回収業者との間でトラブルが続出しているので注意が必要です。
たとえば、回収後に追加料金を請求したり、回収後に不法投棄されたりなど、さまざまなトラブルが起きています。
特に、電話で営業してくる業者や突然訪問してくるような業者には、依頼しない方が良いでしょう。
確かな処分料金を支払い、きちんとした手順で処分してもらったほうが安心して捨てることができますよね。

電気ケトルの買取事情と条件

電気ケトルの買取

すべての電気ケトルがゴミになるわけではなく、正常に稼動できるものなら買取に出すことができます。ここでは、電気ケトルの買取事情と条件をチェックしていきましょう。

生活日用品の電気ケトルは中古需要が高い?

コーヒーや紅茶など温かい飲み物を今すぐに飲みたいときなど、電気ケトルはちょっとしたシーンで大活躍する生活家電の1つです。
そのため、中古でも需要があります
高く買い取ってもらえる商品ではありませんが、まだ使える状態なのに、そのまま処分するのはもったいないことです。
故障や不具合が起きていない状態なら、ゴミではなく可能ならば中古品として売却することをおすすめします。

買取金額の相場は300円~

電気ケトルの製造メーカーや製造年数・使用頻度・状態などによって異なりますが、買取金額の相場は300円~1,500円くらいです。
電気ケトルで有名なメーカー・T-FAL(ティファール)の場合、新しくて状態が良ければ500円~買い取ってもらえると思います。
無名メーカーだったり、型が古いケトルほど中古需要が下がるため、買取額も低くなります。
電気ケトルの新製品は次から次へと登場しているので、使わなくなったらすぐに売るのが1番でしょう。

買取の条件は正常に稼動できるか

査定で1番重要視されるのは、正常に稼動できるかです。
故障や不具合が起きていない電気ケトルはすぐに再販売でき、買い手もつきやすい傾向があります。
逆に、故障・不具合が起きている場合は、買取不可になります。
また、体内に入れる物を沸かすので、動作が問題なくても衛生的に汚い物や状態の悪い物も買取不可になる場合が殆どです
また、正常に稼動したとしても製造年月から5年以上が経過している電気ケトルは買取が難しいでしょう。なぜなら、補修用部品保管期間がほとんどのメーカーで5年と決めているからです。

電気ケトルを売る

買取が期待できるのは5年以内の有名メーカー

電気ケトルにもさまざまな種類がありますが、中でも買取が期待できるのは、製造年月から3年以内の有名メーカーです。

T-FAL(ティファール)をはじめ、バルミューダ、デロンギ、A-Stage「Re・De(リデ)」、タイガー魔法瓶、象印、ラッセルホブス、ハリオ、レコルトなどがあります。

バルミューダやハリオといった洗練されたオシャレなデザインは人気が高いので、ほかの種類よりも高く買い取られる可能性が高いでしょう
元値が高い種類ほど、高く売れる傾向があります。
売却前に、製造メーカーや種類・容量・機能などもチェックしておいてください。

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