遺品整理の見積もりでのトラブルは? 注意点やトラブル回避策を紹介


遺品整理は、費用の内訳や相場などが分かりにくいため、トラブルに発展するケースがあります。トラブルを回避する方法として、見積もりの内容や注意点を理解しておくことが大切です。遺品整理を気持ちよく終えるためにも、見積もりに関する知識を身につけましょう。

  1. 遺品整理の見積もりに関するトラブル事例
  2. 遺品整理の見積もり:費用の相場
  3. 遺品整理の見積もりを出してもらうときの注意点
  4. 見積もりに関するトラブルを防ぐポイント
  5. 遺品整理の見積もりでよくある質問

遺品整理の見積もりに関する知識を持っておくことで、不快な思いをせずに済みます。良心的な業者を見極めるきっかけにもなるでしょう。

1.遺品整理の見積もりに関するトラブル事例

遺品整理の見積もりでは、どのようなトラブルが多いのでしょうか? 具体例をご紹介します。

1-1.追加料金の発生

遺品整理の見積もりで多いのは、追加料金の発生です。内訳が明記されていない場合、作業当日に予想外の請求をされてしまいます。あらかじめしっかり作業内容を確認し、見積もりに記載された費用以外の請求がなされないように注意しましょう。

1-2.作業内容が不明確

見積もりに大まかな金額だけ記載し、作業内容が不明確である場合、トラブルが起こりやすいので注意してください。良心的な業者は、細かな内訳をきちんと記載し、依頼者に分かりやすく提示してくれます。

1-3.責任の所在が不明

見積もりに印鑑やサインがなく、責任の所在がはっきりしない場合は、トラブルになると危険です。問題が起きても、誰が担当したのかが分からず、いい加減な対応をされる可能性があります。

2.遺品整理の見積もり:費用の相場

遺品整理の費用相場を、ケース別にご紹介します。

2-1.部屋の広さ

部屋の広さにより、遺品整理にかかる費用を算出する場合が多くなっています。以下は、広さに応じた費用の目安で、費用に幅があるのは、荷物の量によって変動があるからです。

  • 1ルーム:12,000〜108,000円
  • 1LDK:20,000〜175,000円
  • 2LDK:20,000〜300,000円
  • 3LDK:50,000〜420,000円

2-2.荷物の量

2-1でご紹介した費用に幅があるのは、荷物の量によって変動があるためです。ゴミ屋敷のような状態にある場合、遺品整理の前に片づけから始めなければなりません。現地調査をしてもらい、はっきりした費用を算出してもらいましょう。

2-3.地域差

遺品整理は、地域によっても費用に差があります。地方だと業者が遠方にあり、出張費用などが多くかかるケースもあるでしょう。同地域内で相見積もりを出してもらい、相場を知ることが大切です。

3.遺品整理の見積もりを出してもらうときの注意点

遺品整理業業者に見積もりを出してもらう際には、いくつかの点に注意しましょう。

3-1.相見積もりを取る

遺品整理を依頼するときは、複数の業者から相見積もりを出してもらうことが大切です。相場を探るために、最低でも3社の見積もりを比較してください。遺品整理にかかる費用だけでなく、内訳・作業内容・担当者の対応なども比べることが重要なポイントとなります。

3-2.依頼内容を事前に決めておく

遺品整理では、事前に依頼内容や希望を決めておくことが大切です。見積もりを依頼する前にメモなどに書き出しておき、スムーズに伝えられるようにしましょう。以下のポイントは重視してください。

  • 故人の形見・貴重品の捜索
  • 重要書類の保管
  • 個人情報の保護の徹底

形見や貴重品の捜索は、親族間のトラブルを防ぐためだけでなく、盗難や紛失を防ぐ目的があります。個人情報の漏えいを防ぐことにもつながるのです。見積時に遺族の意向をきちんと伝え、作業に反映してもらいましょう。

3-3.業者ができる作業範囲を確認しておく

業者ができる作業範囲を確認することは、希望を叶(かな)えるために重要なポイントです。業者によって作業範囲やサービス内容が異なるため、見積時に、どこまで作業をしてもらえるのかを確かめておきましょう。

4.見積もりに関するトラブルを防ぐポイント

見積もりに関するトラブルを未然に防ぐポイントを覚えておき、気持ちよく遺品整理を終えられるようにしましょう。

4-1.現地調査をきちんとしてもらう

遺品整理の正確な見積もりを出してもらうためには、現地調査を入念に行うことが大切です。業者のホームページに記載されている費用の目安を鵜呑(うの)みにせず、実際に荷物の量を把握することやヒアリングをしてもらうことで、行き違いを防ぐことができます。業者の無料見積もりを活用し、いろいろな業者に問い合わせをしましょう。

4-2.電話やメールでの対応をしっかり確認する

電話やメールでの対応は、作業への姿勢に反映されます。遺品整理は故人を偲(しの)ぶために行うものなので、親身になってくれるか、遺品をゴミと同じように扱わないかなど、信頼できる業者を見極めることが大切です。見積もりを出してもらうと同時に、対応をきちんとチェックすることで、トラブルの多くを回避できます。

4-3.見積書を隅々まで熟読する

見積書を受け取ったら、隅々まで熟読しましょう。分かりにくい項目があれば、依頼前に質問しておき、問題を解消することが大切です。費用だけに着目せず、内容をしっかり把握するようにしてください。また、追加料金が発生しないかなど、安心して依頼できるようにしましょう。

5.遺品整理の見積もりでよくある質問

遺品整理の見積もりに関する質問を集めました。

Q.見積もりを出してもらう業者は、事前にクチコミなどをチェックしたほうがいいのか?

A.はい、クチコミのチェックは重要です。利用者の満足度や費用に関する情報などを知ることができます。評価が低い業者には、見積もりを依頼しないほうがいいでしょう。

Q.訪問営業の業者が出した見積もりは信頼できるのか?

A.信頼するのは危険です。近年は、訪問営業の業者によるトラブルが続発しています。見積もりにない費用を請求する・遺品の盗難や紛失などの問題も起きているのです。遺品整理業者は、自分で探したほうが安心できるでしょう。

Q.見積書は、業者によって書き方が違う?

A.はい、違います。そのため、分かりにくく、不明点や疑問が出てくるのです。1つずつ項目をチェックし、熟読して比べましょう。

Q.見積もりを出してもらうだけで費用を取られる場合はないのか?

A.費用が発生する業者もあります。出張費用や査定費用などです。また、見積もり後、断るとキャンセル料が発生する業者もあるので注意してください。業者の利用規約を確認してから依頼することが大切です。

Q.安心して遺品整理の見積もりを依頼できる業者の基準とは?

A.遺品整理士の有資格者がいる業者です。遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士認定協会による認定資格となっています。遺品の取り扱いや知識に長(た)けているため、安心して依頼できる要素となるでしょう。

まとめ

遺品整理の見積もりは、費用の内訳や相場が一般の人には分かりにくいものです。知識を持たないまま依頼してしまい、後々トラブルに発展する事例も珍しくありません。トラブルを回避するためには、見積もりを出してもらうときの注意点やトラブル予防策を覚えておくことが大切です。遺品整理の依頼を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。