ソファーの汚れ落とし方!本革・合皮ソファの油・黄ばみ・黒い汚れは

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食べ物や飲み物をこぼすとシミになりやすいソファーの汚れ。
また、長く使っていると、人の汗や皮脂汚れが付着して汚れます。
放っておくと目立つだけでなく取れなくなってしまいます。
見栄えが悪くなる前にソファーの汚れは除去してしまいましょう! 
この記事では、各タイプ別のソファー汚れの落とし方についてまとめました。

ソファーの汚れとなる原因

ソファーの汚れの落とし方

ソファーが汚れてしまう原因は、大きく分けて3つに分けられます。
その原因についてしっかり確認しておきましょう。

飲食類が原因

  • しょう油
  • ソース
  • コーヒー
  • 紅茶
  • お茶
  • ジュース
  • ミルク
  • ドレッシング

以上の食材は、ソファーに落ちてしまうとシミになって除去が難しくなります
また、食べ物で言えば以下のようなものがあるのでチェックしておきましょう。

  • ミートソース
  • カレー
  • 汁物の食べ物(豚汁やポトフなど)

皮脂や油分

ソファーで寝そべる人も多いかと思います。
しかし、長年ソファで寝そべっていると皮脂や油でシミができるのです。
特に、革製のソファーは人の油によって汚れが目立つようになります
しっかりと掃除するようにしましょう。

ペン・化粧品による汚れ

お子さんがいればペンやクレヨンなどで落書きすることがあります。
その落書きが汚れやシミとなるのです。
また、化粧品などによる汚れやシミもできることがあります。
特に、口紅などを落としてシミとなることが多いので注意しましょう。

その他にも、ペットを飼っている家ではその排泄物などもシミの原因になります。

ソファにはいろいろな汚れが付くんですね。

はい。飲食する場合は特に汚れがつきやすくなります。

布張りソファーの汚れの落とし方

ソファーの汚れの落とし方

ソファにできてしまったシミや汚れは、各ソファの材質に併せて掃除方法が変わります
この項目では、布製ソファーについてまとめました。

布張りソファーの基本的な掃除方法

布張りのソファを掃除するときは、重曹と掃除機を使いましょう
まず、掃除機を使ってソファー上のごみを吸い取っていきます。
ごみを取ることできれいな状態にしておきましょう。
掃除機を使うときは、ノズルタイプをブラシにしておきます。
掃除機を掛けた後、ソファー全体に重曹をまきましょう
重曹を振り掛けることでソファに付いた臭いを消せます
重曹を掛けて一晩明けた後、掃除機で重曹を吸い取りましょう。
また、就寝前に重曹を溶かしたスプレーを吹きかけるのも効果的です
水500mlに対して重曹大さじ1のスプレーを吹きかければ臭いを防げます。

布張りソファーに液体をこぼした場合

布製ソファに液体をこぼしたときは、慌てずタオルやキッチンペーパーで液体を吸い出すように拭きましょう
次に、住居用の中性洗剤を水で薄めておきます。
その中性洗剤を付けたタオルでたたくように拭いていきましょう
中性洗剤で汚れを取った後は、必ず水拭きをして乾拭きまで行います。
中性洗剤が付いたままだとソファーが傷むので注意しましょう。

黒ズミ・油汚れを取る

布製ソファーに付いた黒ズミや油汚れは、時間がたつほど落ちにくくなってしまいます。
皮脂や油は、年月と共に黒ズミとなって表れます
特に、肘や手を置くアーム部分に出やすいもの。
この黒ズミには、ベンジンを使って対処しましょう。
少量のベンジンを雑巾や布、タオルに含ませてたたくように拭き取ります
拭き取った後、水拭きをして乾拭きを行いましょう。
しかし、長年使ってできた黒ズミは、ぼかす程度にしか取れないことが多いのです。
こまめに重曹を使って皮脂や臭いを取っておくようにしましょう。

革張り(皮張り)ソファーの場合の注意点

革張りソファは、合皮製と本革製ではお手入れの仕方やクリーニング方法が違います
必ずどちらのソファーなのか確認してから行って下さい。
座面と背もたれだけ本革製で、背面などの他の部分は合皮製というソファも結構あります。
その場合は、部分別にクリーニングの仕方が変わりますので気を付けて行って下さい

本革ソファーの汚れの落とし方

革製ソファー

合皮ではなくて本皮ソファーを使っている方もいるかと思います。
ここでは、本革ソファーの汚れの落とし方について知っておきましょう。

基本的な手入れ・汚れへの対処方法

本革ソファーは、革が敏感で非常にデリケートです。
そのため、不用意に洗剤を使うとシミや色変わりを招きます
食べ物・飲み物をこぼした場合はすぐに拭き取りましょう。
拭き取った後は、熱のない風で乾かします。このとき、ドライヤーの熱風で乾かすのはNGです。
熱風を浴びると変色する可能性があるからです。

本革製ソファは、傷が付きやすいので掃除機はあまり使わない方が良いかもしれません。
柔らかいブラシや乾いたタオルで付着したホコリやゴミなどを取り除きます。
あとは、革製品専用のクリーナーを使って汚れた部分を中心にクリーニングします
そして、革製品専用の保護クリームを使って革を保湿します

革製品専用のクリーナーでも、素材との相性によっては色落ちや変色などが起こる場合があります
必ず目立たない部分で1回試してから使うようにしましょう。

また以下のようなものは、本革ソファーで使わないようにしましょう。

  • 中性洗剤
  • 除光液
  • 漂白剤
  • ハンドクリーム
  • シンナー

セスキ炭酸ソーダを使う

専用クリーナーを使わない方法としては、セスキ炭酸ソーダを使う方法があります。
セスキ炭酸ソーダは、洗濯や洗剤に使われるものでソファー汚れにも使えるのです。
しかし、このセスキ炭酸ソーダも目立たない場所で試してから使いましょう。

まず、ソファー上のホコリを取り除きます。
その後、掃除機で表面の汚れを取り除きましょう。
ごみを取り除いた後は、水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1で作ったスプレーを目立つ汚れに吹きかけます。吹きかけてからすぐに乾いた布で拭き取りましょう。

セスキ炭酸ソーダを使ってみても汚れが気になるときは、お湯でぬらした柔らかいタオルをしっかり絞ってから拭き取ります。しかし、あまり熱すぎると変色するので気を付けましょう。

普段から汚れに気を付ける

本革ソファーは、そのままの状態を維持するのが難しいソファです。
そのため、普段からのメンテナンスが大変重要となってきます。
普段からゴミを取り除くと共に拭き掃除を行うのを心がけましょう。
また、拭いた後に専用のプロテクト剤を塗って保護します。
専用のプロテクト剤を塗ることで独特の光沢を守ることができるのです。

合皮ソファーの汚れの落とし方

合皮ソファー

ソファーの中でも汚れが付きづらくて耐久性のある合皮ソファー
ソファの中でもっとも需要があります。しかし、どうしても汚れは付いてしまうものです。
合皮製ソファーも素材やカラーによっては傷が付きやすいので、掃除機はあまり使わない方が良いかもしれません。
まず、事前に柔らかいブラシや乾いたタオルで全体のホコリやゴミなどを落とします。

消毒用エタノールで取り除く

合皮ソファーの汚れは、消毒用エタノールで対応できます。
消毒用エタノールならば水溶性・油性どちらの汚れも落とせるので便利です。

まず、水拭きと乾拭きを行って表面全体の汚れを落とします。
その後、消毒用エタノールをハンカチや化粧用コットンに付けて軽く拭きましょう。

次に、クリームクレンザーなどを指に付けて円を描くようにこすりつけて拭きます。
表面が乾燥した後に水拭きをして乾くのを待ちましょう。

この行程でも落ちない場合、漂白剤などを綿棒に付けて軽く汚れを落とします。
しかし、漂白剤を使うと色落ちするので注意しましょう。

中性洗剤・重曹を使う場合

どうしても落ちない長年の汚れには、重曹を使ってみることをおすすめします。

まず、洗濯用洗剤や中性洗剤を水に薄めましょう。
染み込ませたタオルや雑巾を絞ってから、ソファー全体を拭きます。
ボールペンなどのひどい汚れのときは、部分的に洗剤をひたして汚れを浮かしてから拭きましょう。
汚れを取った後は、必ず水拭きをして乾拭きまで行います。

ここまでやって汚れが落ちないときは、重曹を使って汚れを落とします
重曹をタオルなどに付けてから取れない汚れを中心に拭きましょう。
ソファーを拭いた後は、必ず水拭きをしてから乾拭きしてやります。
洗剤を拭き取らないとソファーが傷むので注意しましょう。

合皮製ソファーは、素材によっては中性洗剤や重曹が合わない場合もありますので、必ず目立たない部分で一回試してから実践するようにしてください。

本革に比べると合皮ソファーはお手入れしやすそうですね。

はい。ただし、洗剤によっては変色の可能性もあるので、必ず目立たないところで一度試してから行いましょう。

まとめ

この記事ではソファー汚れを取る方法についてまとめました。布張りのソファーは、重曹を溶かしたスプレーを使ってメンテナンスすることを心がけましょう。ひどい汚れのときは、ベンジンや中性洗剤を使って汚れを落とします。本革ソファーのときは、基本的に普段のメンテナンスが重要です。熱風・熱湯を当てると変色する場合があります。どうしても汚れを取りたいときは、セスキ炭酸ソーダを使って汚れを落としましょう。合皮ソファーの場合は、洗濯用洗剤や重曹を使って汚れを落とせます。また、簡単な汚れならば消毒用エタノールで汚れを落とせるので試してみましょう!

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