耐火金庫の処分と回収【埼玉県】金庫を買取に出して売る方法はある?

不用品の回収

家や部屋をリフォームするにあたって、もう使う予定のない金庫の処分に困っている
遺品整理をしているが古い金庫の処分に困っている
古い家を解体や売却するにあたって、暫く放置してあった金庫を処分しなければならなくなった
処分の仕方が分からず、もう使ってない金庫がそのままになっている
など、さまざまな理由で金庫の処分を検討している人もいるのではないでしょうか。

重くて大きい金庫は運び出すのも大変なので、捨て方に困ってしまいます。
金庫はなかなか処分する機会がないため、いざ処分しようとしても方法が分からずに悩んでしまう方も多いでしょう

自治体の粗大ゴミとして処分する方法もありますが、実際には処分できない自治体がほとんどです
また、中にはまだ使えるのにゴミとして処分するのはもったいないと感じる人もいるでしょう。
家庭用テンキー式の金庫や指紋認証機能などの、人気メーカーで多機能な金庫は買い取ってもらえる物もあります

本記事では、金庫を処分する方法や注意点などを解説します。
悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

埼玉県での金庫の買取・回収・処分ならリサイクルショップ・埼玉出張買取コールセンター

金庫は自治体の回収に出せるのか?

金庫は粗大ゴミに出せる?

金庫は自治体回収で処分することができるのでしょうか。

金庫の種類によっては回収してもらえない

手提げ金庫の処分

貴重品を保管する金庫はさまざまな種類がありますが、種類によって回収の可否は異なるようです。
多くの自治体では、手提げ金庫(手に持って移動できる小型の金庫)なら回収可能になっています。
しかし、大型タイプの耐火金庫などは回収不可になっている自治体がほとんどです

たとえば、「さいたま市」では手提げ金庫(耐火性でないもの)は「燃えないゴミ」に出せますが、それよりも大きい金庫は回収不可になっています(2023年10月22日現在)。
小型の手提げ金庫はゴミ回収可能になっていても、その他は回収しないというルールの自治体が多いので注意が必要です。

金庫の重さで回収できるか否かを決めているところも

自治体の中には、金庫の重さで回収できるか否かルールを決めていて、耐火金庫を粗大ゴミ扱いとして回収可能な所もあります。
例えでいうと、手提げ金庫を除く金庫が対象となっており、50kg未満のものが回収対象となっている場合などです。
ただ、その場合でも、50kg以上の金庫は回収不可になるので自治体以外の方法で処分することになるでしょう。

自治体によってゴミの分類や回収の有無などが大きく異なるため、ホームページや掲示板等で必ず確認してください。
ルールがよく分からない場合は、窓口に問い合わせて確認するといいでしょう。

金庫の素材によって回収できるところもある

金庫のほとんどは金属製ですが、稀(まれ)に木製でできているタイプがあります。
木製の金庫は金属以外の素材扱いになるため、自治体によっては一般ゴミ扱いになることもあるのです。
金庫の素材によって処分方法やゴミの分類が異なるので、処分したい金庫の素材をチェックしておくといいでしょう。
プラスチック製品も一般ゴミになるため、プラスチックでできている金庫も対象になる可能性があります。

耐火金庫は自治体での処理が難しい

金庫の処分

自治体によって回収してもらえる金庫はありますが、ほとんどの自治体では耐火金庫の回収を行っていません
自治体で回収不可になっているのは、金庫を適正処理困難物に指定しているからです。
自治体では処理が困難で回収するためには人件費や高額な処分費がかかってしまいます。
耐火金庫は適正処理困難物になっているからこそ、自治体で回収できない金庫もあることを理解しておきましょう。

金庫の処分や売却を依頼する前に確認しておくこと

金庫の買取

金庫を処分や売る前に確認しておきたいポイントを紹介します。
金庫をスムーズに処分するためにも確認しておきましょう。

金庫の大きさや重さを測っておく

金庫の重さや大きさは搬出作業や処分費用に大きく影響します
そのため、金庫を処分・売却する前に、重さや大きさを測る、または調べておくことは重要です。

基本的なスペックは購入した時に付いてくる取扱説明書に記載されている場合が多いです。
取扱説明書を紛失した場合は、メジャーで横幅・奥行・高さを測っておきましょう。
回収や処分前に金庫の大きさや重量を伝えると、電話でも大体の金額を見積りしてもらえるはずです。

金庫内のものは全て取り出しておく

金庫内の確認

金庫の中に保管している物は人によって様々ですが、土地の権利書や通帳・印鑑などを保管している人もいるかもしれません。
金庫を手放す前に、金庫内に物が残っていないか必ず確認して、何か残っていた場合には全て取り出しておきましょう。

もし、金庫の鍵を無くしていまったり番号を忘れてしまった場合は、処分する前に鍵開け業者に依頼して開錠してもらい、必ず中身を確認しましょう。
回収・処分後に慌てて連絡しても、既に処理されていて戻ってこない場合が殆どです。

売却予定の場合は金庫のメーカー・型番・年式・鍵のタイプを確認する

金庫のカギのタイプ

金庫を売却する際は、金庫のメーカー・型番・年式・鍵のタイプを予め確認しておきましょう

あまり知られていませんが、実は耐火金庫は耐火性能などの点から使用期限が定められている物がほとんどです。耐用年数は製造から20年に設定している製品が多いようです
20年を経過すると耐火性能が徐々に低下していきます。
そのため、あまり古い金庫の場合は耐火性能の有効期限が残ってなく、買取は不可になる場合がほとんどです。

また、買取して貰えるかどうかは、鍵のタイプなどによっても変わってきます。
現在は、ダイヤル式やテンキー式よりも、指紋認証やICカード式などの安全性の高い金庫のほうが売れる可能性が高いです

金庫の有効耐用年数は20年

不要な耐火金庫の処分方法は?

耐火金庫の処分方法

それでは、自治体で回収してもらえない場合、どのような方法で耐火金庫を処分すればいいのでしょうか。
主な処分方法をいくつか紹介します。

購入店で引き取ってもらう

金庫を購入したお店に引き取ってもらうことができないか尋ねてみてください
販売店の中には、金庫を引き取ってくれるところがあります。
ただし、無料で引き取ってくれるのか、お金がかかるのかは店舗によって異なるので事前の確認が必要です。

また、新しい金庫と買い換える場合は、古い金庫を引き取ってほしいと交渉してみるのも方法の1つでしょう。
新しい金庫を購入する代わりに金庫を無料で引き取ってくれるところもあります。
購入したお店がなくなったり、遠い場所にあったりする際は、メーカーまたはほかの支店に問い合わせてみてください。
引取先や引き取り方法を教えてもらえる可能性があります。

金庫を専門に扱う業者に依頼する方法も

金庫の鍵開けや修理などのトラブルに対応している専門業者に相談するのも方法の1つです
金庫を専門に扱っている業者の中には、金庫の引き取りを行っているところもあります。
鍵をなくしたり、暗証番号を忘れたりした際は、業者に開けてもらいそのまま引き取ってもらうことができる場合があります。

ただし、気をつけてほしいのは回収費用や引き取り費用です。
業者によって異なりますが、金庫の重量で費用が決まるケースが多く見られます。
どんな作業にいくらかかるのか、事前に具体的な費用を必ず確認してください。

不用品回収業者に回収を依頼する

金庫以外に処分したい不用品がある・すぐに不用品を処分したいという方は、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。
耐火金庫は重量があるので自分たちで運搬するのはなかなか難しいところがあります。
けれども、不用品回収業者に依頼すれば、自宅まできて運び出しも行ってくれるので手間と時間をかけることなくスピーディーに処分することができるのです。

また、回収業者の中には不用品の買取を行っているところもあります。
買取と回収が同時に利用できれば、たとえ買い取ってもらえなくても処分してもらえるので安心です。

リサイクルショップまたは買取店に相談してみる

金庫が最新式のタイプのもので、それ程大きくて重くないものであれば、リサイクルショップまたは買取店に買い取って貰える可能性があります
金庫は中古でもある程度の需要があり、コンパクトなタイプで壊れていない金庫であれば、店舗で買取している所も探せば見つかると思います。

ただ、耐火金庫でサイズが大きいものは買取してもらえる可能性が少なくなります
無料でも引き取ってもらうことができれば、費用をかけずに処分することができるのでラッキーだと思った方が良いです。
1人では運べない大型で重量がある耐火金庫は、有料での引き取りになってしまう場合が多いので注意してください。

金庫の回収・処分の料金の相場はいくらくらい?

金庫の回収・処分の料金

業者に頼んだ場合、金庫の回収費用・処分費用はいくらくらいかかるでしょうか?
耐火金庫は大型の重量物になりますので、様々なことが料金に影響してきます。

  • 耐火金庫自体の大きさや重量
  • 運び出しからトラックに積むまでの作業人数
  • 運び出しからトラックに積むまでの作業環境
    (エレベーター無しの2階や台車で運べるかなど)
  • 出張する場所やトラックで運ぶ距離
  • その金庫が中古品として売れるかどうか

など、いろいろなことが料金に関係してきますので、金庫の場合は一概にいくらくらいかかるとは言えません

あくまで目安になりますが、

  • 家庭用の小型金庫(20kg~30kg)(1名)で、15,000円~25,000円
  • 家庭用の中型金庫(40kg~70kg)(2名)で、30,000円~50,000円
  • 100kg以上の金庫は、取り扱い不可の回収業者も多いです

上記くらいの費用が回収料金としてかかると思った方が良いと思います。

金庫の処分でよくある質問

金庫の処分でよくある質問

金庫の買取・回収・処分に関してよくある質問をまとめました。

金庫の買取はできますか?

それほど古くない金庫で状態も良く破損がない場合には、買い取りできる可能性はあります。
「セントリー」「エーコー」「ダイヤセーフ」などメーカー品で、指紋認証機能やテンキーロック方式など最近の機能が加わっているほど買取できる可能性が高くなります。
事業所や会社で使用される大型金庫は、運び出しや積み込みも大変なうえに需要も少ないので、買取してもらえる可能性は低いです。

金庫は無料で引き取ってもらえますか?

金庫のメーカー・型番・年式・鍵のタイプにもよりますが、可能性があるのは新しくて小型のタイプ飲みになると思います。
一人で運べない大型の物や小型でも古いタイプのものは、無料でも引き取れない可能性が高いです。
状態の良い手提げ金庫(耐火性でないもの)の場合は、他の物と一緒なら無料で引き取れる可能性はあります。

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