不要になった自動車整備工具の処分に困っている人の中には、「買取に出したい」「いくらくらいで売れるのか?」とお悩みの人も多いでしょう。「自分で修理しようと思って購入したがもう使わなくなった」「新しい工具に買い替えたい」などの理由で、自動車用工具の処分を検討することもあると思います。比較的状態のよい自動車工具は、買取に出してお得に処分するべきです。
この記事では、自動車整備用工具の中古事情や買取相場価格・買取に出す方法などをまとめてご紹介しましょう。
この記事を読むことで、整備用工具を高く売るコツや買取してもらえる条件・自分に合った買取先などが詳しく分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
自動車整備工具は買取してもらえるのか?
まずは、自動車工具の種類や中古需要についてまとめました。
中古の自動車整備工具を買取しているリサイクルショップもあります。
自動車の整備工具とはどんなものか?
自動車工具とは自動車の修理やメンテナンスに使う道具のことで、ドライバーやハンマー・インパクトレンチ・コンプレッサーなどさまざまなものがあります。ある程度の工具がセットになっているものもありますが、高いものだと70,000~80,000円するため、家庭でのDIY用に持っているという人は少ないでしょう。整備士などの職人が所有しているのは耐久性にすぐれた工具なので、長く使い続ける人がほとんどです。そのため、中古品としての流通は少なくなっています。
有名メーカーのものは中古でも人気
自動車工具は中古需要があまりないため、買取してもらえるのか不安に思う人も多いでしょう。しかし、開業しようとしている業者が安く購入できる中古品を探す例や、DIY用に個人で安めの工具を購入しようとする例もあります。そのため、特に有名メーカーの工具は中古市場でも人気が高いのです。
買取対象になる自動車整備工具は?
買取対象になる自動車工具の条件や買取価格相場・高く売るコツなどをご紹介しましょう。
買取してもらえる整備工具メーカーは?
正常に動作するもので、ANEX(アネックス)、ENGINEER(エンジニア)、Ko-ken(コーケン)、SIGNET(シグネット)、Snao-on(スナップオン)、KTC(京都機械工具株式会社)、KNIPEX(クニペックス)、TONE(トネ)、VESSEL(ベッセル)、AZET(ハゼット)、ホーザン、Mac Toolsなど、有名メーカーの自動車工具であれば買取対象になる場合がほとんどです。また、プロ用の工具は本体の傷や汚れなど多少あっても、査定に影響することはあまりありません。プロ用であれば、傷や汚れよりも査定に影響するものは、性能や出力・モーターの状態などでしょう。
買取してもらうのが難しい工具もある
逆に、以下のような自動車工具は買取してもらうのが難しいでしょう。
- 壊れていて正常に動作しないもの
- 有名メーカー以外のドライバーやレンチ
- 有名メーカーでもセットでないもの
- ハブレンチやベアリングリムーバーなどの特殊工具
価格相場を調べる方法
自動車用工具の買取価格は、工具の種類やメーカーによって異なります。また、買取業者によっても査定基準に差があるため、大まかな買取価格相場を把握しておきましょう。インターネットで「自動車整備工具 価格」を検索すると、複数の業者の買取価格を比較できるサイトが見つかるはずです。そのほかにも、「ヤフオク!」や「メルカリ」などに出品されている例を参考にすれば、大体の価格相場が把握できるでしょう。
高く売るコツは?
自動車整備工具を少しでも高く売るコツは、以下のとおりです。
- 汚れはできるだけ落としておく
- 正常に動作するか確認しておく
- セットで売る
- 複数の見積もりを依頼してして買取先を選ぶ