家電の買い替え時期はいつが最適? 一番お得なタイミングを教えます!
「そろそろ家電を買い替えたいけど、買い替え時期はいつが最適なのだろう」とお考えではありませんか? たとえば、使いづらい、不具合が出てきたなどの理由で家電を買い替えたくても、どんなタイミングが最適かよく分からないこともあるでしょう。それに、家電の寿命が近づいたサインなども詳しく知りたいですよね。
そこで今回は、家電の買い替え時期について詳しく解説します。
この記事を読むことで、家電の最適な買い替え時期がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.家電の寿命はどのくらい?
最初に、主な家電の寿命について見ていきましょう。
1-1.冷蔵庫
冷蔵庫の寿命は、10~15年程度です。冷蔵庫の寿命が近づくと、以下のような症状が出ます。
- なかなか冷えない
- 冷え方にムラがある
- 自動製氷機能など一部の機能が使えない
- 配管や本体から水もれがある
- 異音や異臭がする
- 突然電源が落ちることがある
1-2.テレビ
テレビの寿命は、約5~10年です。以下のような症状が出たらテレビの寿命が近づいたと考え、早めに買い替えるとよいでしょう。
- 画面の色合いがおかしい
- 画面がちら付いたりぼやけたりする
- 画面の一部が黒くなる
- 映像が出るまで時間がかかる
- 音声の調整ができない
- 特定のチャンネルが視聴できない
- 録画に失敗する(録画機能付き機種の場合)
- リモコンの操作を受け付けない
- 突然電源が落ちてしまう
1-3.エアコン
エアコンの寿命は、平均10年程度です。エアコンの寿命が近づくと、以下のような症状が見られるようになります。
- 室温や風量の調整がうまくできない
- 異音や異臭がする
- 配管などから水もれがある
- 一部の機能が正常に使用できない
- リモコンの操作を受け付けない
- 突然停止することがある
1-4.洗濯機
洗濯機の寿命は、6~8年程度が目安です。洗濯機の寿命が近づいたサインは、以下を参考にしてください。
- 汚れがよく落ちない
- うまく脱水できない
- うまく乾燥できない(乾燥機能付き機種の場合)
- 排水管などから水もれがある
- 途中でエラー表示が出て止まってしまう
- 突然電源が落ちることがある
1-5.掃除機
掃除機は、6~7年程度が寿命と考えてください。掃除機の寿命が近づいたときの主な症状は、以下のとおりです。
- 吸引力が低下した
- 吸引力を調節できない
- 突然停止してしまうことがある
- 異音や異臭がする
- 中のゴミを捨ててもすぐにゴミ捨てサインが出る
1-6.電子レンジ
電子レンジの寿命は、8~10年程度です。電子レンジの寿命が近づくと、以下のような症状が出ます。
- なかなか温まらない
- 温まり方にムラがある
- 異臭や異音がする
- タイマーなど一部の機能が使えない
- 突然停止してしまうことがある
1-7.そのほかの家電
そのほかの家電については、以下を寿命の目安と考えてください。一般的には、本体が小型かつ使用頻度が高い家電ほど、寿命が短くなる傾向があります。
- ドライヤー:3~5年程度
- 照明器具:8~10年程度
- オーブントースター:5~6年程度
- 空気清浄機:8~10年程度
- コーヒーメーカー:4~5年程度
- 電気ポット:4~5年程度
- 炊飯器:5~6年程度
2.家電の買い替え時期はいつが最適?
家電の買い替え時期はいつが最適か、詳しく見ていきましょう。
2-1.家電の寿命が近づいた
家電の寿命が近づいたら、買い替え時期がやってきたと考えましょう。寿命が近づいた家電は、本来の機能が正常に使えなくなり、家事に大きな支障をもたらします。本格的に故障する前に、早めに買い替えましょう。なお、主な家電の寿命については、前述した「1.家電の寿命はどのくらい?」を参考にしてください。
2-2.機能や性能に不満がある
現在使用している家電の機能や性能に不満があるのなら、買い替え時期と考えてください。家電はどんどん新製品が発売され、使い勝手や性能が向上します。中には、ぜひ使ってみたいと考えているものもあるでしょう。家電の使い勝手や性能は、家事効率に大きく影響します。不満を持ちながら使い続けるより、新製品に買い替えたほうが多くのメリットがあるでしょう。
2-3.魅力的な新製品が発売された
魅力的な新製品が発売されたタイミングも、家電を買い替え時期と考えてよいでしょう。現在使用中の家電に対して特に不満がなくても、新しいものに買い替えると生活の質が向上して満足できます。それに、まだ十分に使える状態なら、不要になった家電を買取に出すことも検討できるでしょう。魅力的な新製品が発売されたのなら、思いきって買い替えることがおすすめです。
2-4.引っ越しをする
引っ越しのタイミングで新しい家電に買い替えるのもおすすめです。家電を買い替えることで、新たな気持ちで生活をスタートできます。また、冷蔵庫などの大型家電では、引っ越し先の条件によっては設置が難しい可能性もあるでしょう。それに、まだ十分に使える家電でも、取り外しや設置・配送などで費用がかかることを考えると、新しく購入したほうが手間もかからず安く済むこともあります。
2-5.ライフスタイルが変わった
ライフスタイルに変化があったときも、家電の買い替え時期です。たとえば、結婚したり子どもが増えたりして家族の人数が増えると、今までの家電では対応できなくなります。反対に、子どもが独立した場合などで家族の人数が減ると、大家族向けの家電ではかえって使いづらくなることもあるでしょう。また、高齢になると簡単な操作で使える家電が便利です。ライフスタイルに合わせて家電を買い替えることで、快適に暮らすことができます。
3.不要になった家電を処分する方法は?
買い替えや故障などで不要になった家電を処分する方法を、詳しくご紹介します。
3-1.自治体回収にゴミとして出す
不要になった家電は、大きさや種類によって自治体回収にゴミとして出すことができます。具体的には、以下を参考にしてください。
- 不燃ゴミ:ドライヤーや電気シェーバーなど比較的小型の家電
- 粗大ゴミ:自治体が規定したサイズ以上の家電
なお、いずれも家電リサイクル法やパソコンリサイクル法の対象品目を除きます。家電リサイクル法やパソコンリサイクル法の対象品目を処分する方法は、この記事の「3-2.法律に沿って処分する」を参考にしてください。なお、小型家電リサイクル法の対象品目については、不燃ゴミとして出すことも可能です。ただし、不燃ゴミとして出す場合は、資源を有効活用することができません。
3-2.法律に沿って処分する
家電の種類や使用目的によっては、それぞれ関連する法律に沿って処分する方法もあります。
3-2-1.冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機
冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機は、家電リサイクル法に沿って処分することができます。家電リサイクル法とは、冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機の指定4品目に含まれる資源の有効活用などを目的とした法律です。家電リサイクル法に沿って処分する場合は、以下の2種類の方法があります。
- 料金販売店回収方式:販売店に家電リサイクル料金と運搬費用を支払って家電を回収してもらう
- 料金郵便局振込方式:郵便局で家電リサイクル料金を支払って自分で自治体の指定引取場所に持ち込む
家電リサイクル法に沿って処分する場合、家電1個に付き運搬費用と合計して数千円程度かかります。なお、家電リサイクル法に沿った処分方法については、一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターのホームページを参考にしてください。
3-2-2.パソコン・パソコン用モニター
パソコンやパソコン用モニターは、パソコンリサイクル法の対象品目になります。パソコンリサイクル法とは、パソコンやパソコンに含まれる資源を有効活用することなどを定めた法律です。パソコンリサイクル法に沿って処分するには、以下を参考にしてください。
- メーカーのリサイクル受付窓口に連絡して回収を依頼する
- メーカーから配送伝票が送られてくる
- メーカーの指示に沿ってこん包し、配送伝票を貼り付ける
- 運搬会社に連絡して回収してもらう
- 運搬会社がメーカーの再生工場に運搬して完了
なお、PCリサイクルマークが付いているものは、処分費用および運搬費用がかかりません。古いパソコンやPCリサイクルマークを紛失した場合などは、処分費用と運搬費用の合計で1台数千円程度かかります。パソコンリサイクル法に沿った処分方法については、一般財団法人パソコン3R推進協会のホームページもご覧ください。
3-2-3.ドライヤーなどの小型家電
ドライヤーなど比較的小さな家電は、自治体によって小型家電リサイクル法の対象品目に指定されていることがあります。小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる資源を有効活用することなどを定めた法律で、対象品目は自治体が選ぶことになっているのが特徴です。小型家電として処分するには、役所や商業施設などに設置してある小型家電専用回収ボックスに投入してください。なお、小型家電の処分費用は無料です。
3-2-4.事業用家電
事業用家電は、産業廃棄物として処分する必要があります。不要になった事業用家電は、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者に依頼し、処分してください。なお、未許可の業者に依頼したり、一般家庭用家電と偽ってそのほかの方法で処分したりするのはやめましょう。場合によっては、廃棄物処理法違反とみなされ、罰金刑が科されることがあるほか、社会的な信用を大きく失うことになります。
3-3.知人や福祉施設に譲る
不要になった家電でも、まだ十分に使えるものなら知人や福祉施設に譲ることもできます。中でも、比較的新しい大型テレビや高性能な掃除機などの生活家電は、喜んでもらってもらえる可能性が高いでしょう。まずは、心当たりのある知人や福祉施設に問い合わせ、家電が欲しいか確認してみてください。譲り先が見つかったら、先方と打ち合わせて直接持ち込んだり配送を手配したりしましょう。なお、福祉施設に譲る場合は、一般的に譲る側が配送を手配し、配送費用を自己負担することになります。
3-4.販売店の回収サービスを利用する
販売店の回収サービスを利用し、不要になった家電を処分することも可能です。大手販売店では、環境活動の一つとして不要になった家電の回収サービスを行っています。店頭持ち込みが基本で、家電の種類によって回収費用が1個500~1,000円程度かかるのが一般的です。なお、買い替えを伴う場合は、不要になった家電の回収費用が購入個数まで無料になることもあります。ただし、販売店によってサービス内容や対象家電の種類が異なるため、確認が必要です。
3-5.不用品回収業者に処分してもらう
買い替えによって不要になった家電は、不用品回収業者に処分してもらうと便利です。不用品回収業者に処分を依頼すると、都合のよい日時・場所で回収してもらえる、集荷場所まで運ぶ手間がかからないなど多くのメリットがあります。なお、当リサイクルショップ埼玉出張買取コールセンターでも、買い替えで不要になった家電の処分をお受けしていますので、お気軽にご相談ください。
3-6.買取に出す
買い替えで不要になった家電でも、まだ十分に使えるものは以下のような方法で買取に出すことも可能です。
3-6-1.中古家電買取専門業者に売る
中古家電買取専門業者では、不要になった家電を幅広く買取しています。取り扱いメーカーや機種が幅広く、専門知識が豊富な点で、安心して査定を依頼できるのが主なメリットです。買取を希望するときは、業者の査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。なお、買取専門となるため、万が一買取不可になった場合は引き取り処分も依頼できません。
3-6-2.リサイクルショップに売る
リサイクルショップでも、不用意なった家電を買取しています。買取を希望するときは、店頭持ち込みなどの方法で査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、そのまま家電を引き渡して代金を受け取ってください。なお、個人店では店頭持ち込みだけに対応していることが多いので注意しましょう。また、リサイクルショップも買取主体であり、買取不可の場合は引き取り処分も依頼できないことがあります。
3-6-3.不用品回収業者に買取してもらう
不要になった家電は、不用品回収業者に買取してもらうこともできます。買取を希望するときは、業者に連絡して査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。なお、不用品回収業者では家電以外の不用品も同時に買取してもらうことができます。また、都合のよい日時・場所で回収してもらえ、買取不可になった場合でも引き取り処分を依頼できて便利です。ただし、引き取り処分になった場合は回収費用がかかることがあります。
3-6-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する
売りたい価格が決まっている、売るのに急がないという人は、ネットオークションやフリマアプリに出品するのもよい方法です。状態のよい家電なら、早期落札や高額落札もあり得ます。ただし、タイミングによってはなかなか落札されない、クレームや支払い遅延が発生したら自分で対応することになるなどがデメリットです。また、出品後はこまめなチェックとやり取りが必要になる、大型家電はこん包や配送が大変などの点もあるため、普段から利用している人におすすめします。
4.家電の買い替え時期に関するよくある質問
最後に、家電の買い替え時期に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.丁寧に使っていても家電の買い替え時期が早い気がするのですが?
A.家電の使い方が丁寧でも、使用環境や使用頻度によっては早く寿命を迎えることがあります。
Q.家電の買い替え時期に関係なく安くなるタイミングで購入してよい?
A.構いません。家電の買い替え時期は、あくまでも目安です。気になる家電が安くなるタイミングで買い替えるのもよいでしょう。
Q.新製品が出る前が最適な買い替え時期だと耳にしたのですが?
A.確かに、新製品が出る前はメーカー・販売店共に現行機種のセールを実施することが多く、家電を安く入手できる点で買い替え時期におすすめのタイミングといえます。ただし、大幅なモデルチェンジを伴う場合は、現行機種を安く購入するより新製品を購入するほうが結果的に満足度が高くなることもあるでしょう。
Q.中古家電が高く売れる時期は?
A.以下を参考にしてください。
- ボーナスシーズン(6~7月および12月)
- 引っ越しシーズン(3~4月および9月)
- 新入学・卒業シーズン(3~4月)
Q.不要になった家電を高く買取してもらうポイントは?
A.以下を参考にしてください。
- 汚れをキレイにクリーニングしておく
- 購入時の外箱や付属品をなるべくそろえておく
- 不要になった時点ですぐ買取に出す
- 家電の買取を強化している業者に買取してもらう
まとめ
今回は、家電の買い替え時期について詳しく解説しました。家電は、機能や性能に不満が出てきた、寿命が近づいたなどのタイミングで買い替えることがおすすめです。買い替えで不要になった家電は、自治体にゴミとして出す、家電リサイクル法や小型家電リサイクル法に沿って処分するまど、さまざまな処分方法があります。また、まだ使える状態なら、買取に出すことも可能です。たとえば、不用品回収業者では、家電の引き取り処分と買取を同時に依頼できるほか、都合のよい日時と場所で回収してもらえます。そのほかにも何かと便利なので、この記事を参考にして信頼できる業者によく相談してみるとよいでしょう。